出産後、身体やホルモンバランスがまだ回復しない状態で、慣れない育児をしなければならないことが負担になっている人も少なくありません。余裕がなく涙が出てしまい、産後うつではないかという悩みに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。
ママからの相談:「自分に余裕がありません」
『産後うつなのかと思い悩んでいます。出産後、退院してから赤ちゃんのお世話をしているのですが辛くて時々涙が止まりません。難産で、産後の傷口もひどく、1カ月経った今でも痛くてうまく歩けません。脱腸もしており排便がうまくできず、何度も病院に運ばれました。育児に真剣に向き合う余裕もなく、赤ちゃんは大きいしよく泣くし夜も寝てくれず、朦朧としています。こんな日々はいつまで続くのでしょうか。(20代・女性)』

症状が強い・続く場合は早い段階で受診を ホルモンバランスの乱れに加え、身体や精神の負担により、うつ病を引き起こすことがあります。症状が進むと育児もできなくなるため、症状が強い場合や続く場合は、早い段階で治療を受けましょう。

『産後うつはマタニティブルーの延長で起こります。マタニティブルーはホルモンのバランスが急激に崩れることが原因と言われています。初めての育児で赤ちゃんの扱いに慣れていないことや難産、脱腸などさまざまな要因が重なり精神的な悩みがあると、うつ病が起こります。(内科看護師)』


『マタニティブルーの場合、育児に慣れてくると症状も治まりますが、気うつ症状が2〜3週間続いたり、無気力や涙が出やすい、不眠などの症状が強いときは産後うつ病の可能性が高いので保健センターの保健師や心理療法士によるカウンセリング、心療内科などを受診してみましょう。うつ病は早い段階で治療すると改善する病気です。症状が進むと育児や家事が困難になります。(内科看護師)』


『産後うつは出産直後よりも1カ月後くらいから出てくることが多いのですが、どれくらい続くのかということはあまり平均的なものはなく、それぞれの生活環境やホルモンバランスが整ってくるまでの期間によって変化してきます。(看護師)』

育児の負担を軽減しながら身体の回復を待ちましょう 身体の痛みや、ホルモンバランスは時間とともに改善してくるため、精神的にも楽になっていくはずです。時には家族の協力を得て身体をしっかり休めるなど、育児の負担を減らしながらこの時期を乗り切るようにしましょう。

『赤ちゃんのお世話は体力勝負的なところもあるので、育児が負担に感じているときは夫などに協力してもらい睡眠不足を解消すると精神的に楽になることもあります。(内科看護師)』


『育児の負担はすぐに軽くなってくるものではありません。少しずつホルモンバランスが整ってきますが、まずは身体的な痛みが改善してくるのでそこから少しずつ負担も減り、ホルモンバランスも安定してくるので精神的にも落ち着いてくるものです。主に身体的なものから来ているようですので、痛みが落ち着いてくれば随分改善してくるのではないでしょうか。(看護師)』

身体の痛みやホルモンバランスが徐々に整うにつれ、精神的にも落ち着いてくるものです。夫の協力を得るなどして育児の負担を軽減しながら回復を待つとよいでしょう。うつ症状が強い、長期間続くという場合は、症状が軽いうちに早めの受診を検討するとよいようです。



引用元:
産後うつ?身体も精神も余裕がなくて涙が止まりません(日刊アメーバニュース‎ )