葉酸は妊婦さんやベビ待ちママが積極的に摂った方がいい栄養素というのはご存知だと思います。でも葉酸の効能って、それだけじゃないんです。外食が多い方や、濃い味付けが好きな方は血圧が高くなりがち。高血圧が気になる方にもおススメです。葉酸はカップルで積極的に摂ってほしい栄養素だったんです。

血圧が高い人はコレステロールが高くなりがち!
塩分の多い食べ物を食べると血圧が高くなると言われますが、高血圧の原因はそれだけではありません。高血圧の人はコレステロールが高い傾向があり、これはコレステロールで血管が詰まり、血液が流れる際に血管に余計な圧力がかかってしまうから。コレステロールによって血管が硬くなると、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気を引き起こしてしまうことにもなるのです。最近は芸能界でも若年性の心筋梗塞や脳梗塞が話題ですから、私たちも注意が必要です。

そんな時は“葉酸”を積極的に摂ってみて!
高血圧が気になる方には葉酸の摂取がおススメ。葉酸にはコレステロールを下げる働きがあると言われています。一方、葉酸が不足すると血管を傷つける悪玉アミノ酸が増加してしまう他、貧血や疲れやすいなどの症状が出やすくなります。でも、自覚症状が出るのは葉酸が不足してから4か月後。そのため、いつも気を付けて葉酸の含まれる食品を積極的に食べるように気を付けておいた方がいいのです。

簡単にできる“葉酸”取り入れ方
葉酸は、その名前の通り葉っぱの野菜に多く含まれています。例えば、ほうれん草や小松菜、モロヘイヤなど。厚生労働省が推奨する葉酸の1日の摂取量は成人で240μgですが、必要量を摂るにはほうれん草なら半束以上を食べる必要があります。毎日それだけの量のほうれん草を食べるのは難しいかもしれませんね。そんな方には青汁がおススメです。葉酸はビタミンB6、B12、ビタミンCによってスムーズに働きます。青汁ならビタミンのバランスもいいので、葉酸の働きがさらにアップするのです。

体にいい葉酸も過剰摂取には注意が必要です。葉酸は水溶性のビタミンなので、過剰に摂取しても排出されますが、厚生労働省による1日の上限量が1,000μg。サプリメントなどで摂取するときは、上限を超えないように気を付けてください。

writer:岩田かほり



引用元:
妊婦さんだけじゃない! 男性にも葉酸が必要な理由(ガジェット通信‎ )