我が家の子供達も生意気盛りになってきました。子育ての基本は褒めると叱るだと思います。褒めることはALSの私でも、比較的簡単にできます。笑いかけたり、頷いたりすることで伝えられます。しかし、叱る場合はそうはいきません。

そもそも褒める時は、褒めて欲しい内容を子供達はわかっているので、言葉がなくても伝わりますが、ちゃんと叱るにはどうしても言葉が必要です。しかし、今の自分の声では何を言っているのかわかりません。子供達も多少口文字は出来ますが、叱られる内容を自身で拾わせるのも何だかなあと思います。

そんなわけで、この間はiPadによる筆談にチャレンジしました。以下、先日息子を説教した筆談を紹介します。

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だれがわるいの?

いいたいことがあるならいって

おまえはままのこときらいなの?
お前のせいでままないてるやん
なかせたいの?

うそつきのまわりにはだれもちかずかない
かぞくもともだちもせんせいもいなくなる
それでもいいとおもうならうそつきなさい

どうする?
うそつく、つかない、どっち?

やくそくできる?

みんなにごめんをして
ままにごはんをおねがいして

また、うそついたらぜったいゆるさん

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こんな感じです(笑)

全部ひらがななので、予測変換も使えず、かなりの時間がかかりました。ちゃんと伝わっていればいいのですが。私は昭和の男なので、父親というのは、子どもにとって「怖さ」も持ち合わせておくべきと思っています。日々、試行錯誤です。

みなさまはどうやって叱っているのでしょう?是非教えてください!


引用元:
ALSパパの子育て奮闘記〜叱るって難しい〜(BLOGOS‎ )