日本人の死因で常に上位のがん。女性の場合、35歳から84歳までの死因でワースト1位は“がん”になります。乳がん、子宮がん、卵巣がん、卵管がんなど女性特有のがんに悩まされる人も少なくありません。

国立衛生研究所(米国)の情報によると、144万人を対象とした大規模な調査の結果、13種類のがんを予防するという夢のような生活習慣が明らかになったのです!

早速、同調査結果を基にご紹介してゆきます。ぜひともチェックしてみてくださいね。


■“運動”は13種類のがんを予防してくれる
がんとはそもそも体の一部の細胞が突然変異してできる悪性の塊(腫瘍:しゅよう)です。発生した場所によって乳がんや肺がん、胃がんなどと分類します。

部位によって“リスクが高まる”或いは“予防効果がある”食べ物や生活習慣が世界保健機関(WHO)や世界がん研究基金などから発表されています。

『WooRis』でもさまざまなNG、またはお勧めの生活習慣や食品を紹介してきましたが、なんと国立衛生研究所(米国)の大規模な研究によって、運動を欠かさずに行うだけで13種類のがんを一気に予防できると分かったのです。


■予防できる13種類のがんとは?
もともと世界保健機関(WHO)や世界がん研究基金から、運動は大腸(結腸)がん、乳がん、子宮体がん(子宮内膜がん)を“確実に予防する”と情報が出ていました。

さらに国立衛生研究所(米国)によれば、米国やヨーロッパに暮らす19歳から98歳の144万人を対象に行われた大規模な調査で、運動習慣が13種類のがんを一気に予防してくれると分かったのです。

13種類とは食道腺がん、肝臓がん、肺がん、腎臓がん、胃がん、子宮体がん、骨髄性白血病、骨髄腫、結腸がん、頭頸部がん、直腸がん、膀胱がん、乳がん。

白血病は血液のがんと呼ばれる病気で、骨髄腫は抗体を作る細胞ががん化した病気です。


■必要な運動量は1週間で150分
では、運動とはどの程度のレベルを言うのでしょうか? ウォーキングやランニング、スイミングなど、それなりの運動量を伴うエクササイズで、週に150分程度の頻度になります。1日に30分だとすればに5日の運動習慣ですね。

「ちょっと、1日30分を5日間なんて……」と思ってしまうかもしれませんが、これはあくまでも目安。

買い物の移動を車から自転車に切り替えたり、徒歩に切り替えたりしてコツコツと時間を稼いでみては?

土日など家事や育児のヘルプをご主人や自分の母親にお願いできるときなどに、プラスして運動を心がければ十分に達成できる数値ですよね。

ただ、昼間の屋外で運動をする場合は、紫外線を浴びすぎてしまう健康リスクもあります。夜に反射タスキなどを身につけてランニングをする、体育館でエクササイズをするなど、上手に工夫したいですね。



以上、13種類のがんを予防のお話でしたが、いかがでしたか?

世界保健機関(WHO)や世界がん研究基金によれば、野菜や果物、食物繊維、牛乳などの摂取もがん予防の効果が分かっているとか。バランスの良い食事、運動を心がけ、がんを予防したいですね。



引用元:
1日30分の運動が「13種類のがんを一気に予防する」と判明(日刊アメーバ―ニュース)