◆産後のケアはホテル客室で


 ◇品川区が新サービス 1日1組ランチ付き


 ◆育児や授乳方法 助産師に相談


 産後の母親がホテルの一室でくつろぎながら、育児の不安や体のケアを助産師に相談できる産後ケアサービスを、品川区が始めた。


 27日、臨海部のホテルの27階。林理美さん(35)は、助産師とケア内容を確認後、長男の正希ちゃん(生後2カ月)を助産師に抱っこしてもらい、ルームサービスの昼食をゆったりと取った。授乳の仕方を確認し、夏場の赤ちゃんの過ごし方を相談。正希ちゃんの睡眠中に体のマッサージも受けた。


 林さんは「育児のちょっとした不安や疑問にもアドバイスをもらえた。外でゆっくりご飯を食べるのは久しぶりで、リラックスした時間を過ごせました」と笑顔で話した。


 区が昨年6〜7月、1200人の保護者を対象にアンケート(回収率61%)をしたところ、産前産後の育児やトラブルに対する悩みを抱える母親が多かったことから、サービスを始めた。実際のケアは、地域の助産師会と区内にキャンパスのある東京医療保健大学の助産師らが担う。


 対象は区内在住の産後90日以内の初産の母親。提携するホテルの客室で午前11時〜午後3時の4時間、助産師が育児や授乳方法を指導するほか、乳児の健康状態や発育状況の確認、母親の産後の回復の助言などをする。費用は昼食付きで4千円(減免制度あり)。1日1組で月〜木曜に実施し、6月は18枠に15件の申し込みがあった。


 (斉藤純江)


引用元:
東京)ホテルで産後ケアサービス 品川区 (朝日新聞)