大豆やハーブといった植物を基本にした自然療法は、ホットフラッシュなどの更年期障害の症状を実際に軽減する——このことが、英国ケンブリッジ大学とオランダ・エラスムス・ロッテルダム大学の共同調査で確認された。
医学的療法の行き詰まり
ホットフラッシュや寝汗、膣分泌液の減少といった更年期障害の症状に対して、現在の医学では決め手となる解決策がない。
一時期はホルモン療法に期待がかけられていたが、乳がんや心血管疾患のリスクを高めることが分かってからは、あまり良い治療法とは言えなくなっている。
このような現状の中で、多くの女性(欧米の女性の40〜50%)が頼っているのが、植物を基本にした自然療法だ。
今回発表された調査結果では、その自然療法に実際の効果があることが確認された。
大豆やハーブに効果あり
大学の研究者たちは、過去に行なわれた62の臨床実験結果から、計6,653人の女性のデーターを抽出し、自然療法の効果を検証した。
その結果分かったのは、大豆とアカツメクサ(Red Clover)が効果的だということ。
食事に大豆を多く取り入れたり、大豆の成分であるイソフラボンのサプリメントを摂ったり、アカツメクサのエキスを含んだサプリメントを摂っていた女性は、ホットフラッシュと膣分泌液の減少が抑えられていた。
ただ、寝汗については効果は見られなかった。
植物に含まれるフィトエストロゲン
大豆には、フィトエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンに似た物質が多く含まれている。これを摂取すると、体内で女性ホルモンと同様の役割を果たし、更年期障害の症状を軽くすると考えられている。
大豆を使った食品にどのようなものがあるかというと、豆腐、味噌、テンペ、枝豆など。(枝豆は未成熟の大豆)ホットフラッシュが気になる人は、積極的に食べてみるといいかもしれない。
出典元:Natural Remedies for Menopause Actually Work: Study - Time(6.21)
引用元:
大豆やハーブなどを摂取する自然療法が更年期障害に効果あり:英大学調査(IRORIO)