膵臓(すいぞう)がんと肺がんの悪化に「Dkk1」と「CKAP4」と呼ばれるたんぱく質が関与していることを、大阪大の菊池章教授らの研究グループが発見した。論文は21日付の米医学誌電子版に発表された。
これまで、Dkk1ががん細胞の増殖に関わっているという指摘はあったがCKAP4と結合して作用することが初めて分かったという。
グループは、阪大付属病院で過去10年以内に膵臓がんと肺がんの手術を受けた患者約140人の細胞を調査。その結果、6割以上の患者で二つのたんぱく質が多く存在していた。
さらに、マウスを使った実験でCKAP4の機能を弱める抗体を投与したところ、がん細胞の増殖が抑えられたという。
菊池教授は「研究が進み、血液検査で二つのたんぱく質を確認できるようになれば、診断薬を作り、より効く薬を患者に投与できる」と話している
引用元:
がん悪化させるたんぱく質発見=診断薬の開発期待−大阪大(時事通信 )