ストロベリームーン――甘酸っぱくておいしそうな響きですが、イチゴの新品種ではありません。これは、夏至のころにみられる、赤みを帯びた満月のこと。ネーミングは、ネイティブ・アメリカンが季節に応じて満月につけた名前に由来します。今年は6月21日(火)が夏至で、その前日が満月。というわけで、6月20日(月)がストロベリームーンです!

赤く熟した、イチゴのような満月

1年のうちに12回あらわれる満月を、大自然のいとなみの節目と考えていたネイティブ・アメリカン。彼らは、ほぼ一定のサイクルでめぐってくる満月に、身近な動物や季節の収穫物などの名前をつけました。12の満月のうち、6月の満月、もしくは初夏の赤みがかった満月をさすのが「ストロベリームーン」です。

日本では春のイメージが強いイチゴですが、そもそもの旬は初夏。初夏に山へトレッキングに行くと、赤く色づきはじめた野イチゴをよく見かけます。ネイティブ・アメリカンが初夏の恵みであるイチゴと、6月の満月を結びつけたのは、自然の成り行きといえるでしょう。また、イチゴの色と満月の色にも関係があります。というのも、この時季の満月は赤みがかってみえるからです。

どうして赤くみえるのか?

日本を含む北半球では、太陽の高さは夏に高く、冬に低くなります。それとは反対に、満月の高さは夏に低く、冬に高くなります。つまり、1年のうちで太陽の高さ(南中高度)がもっとも高くなる夏至のころの満月は、真南に昇っても低空にいるというわけです。朝日や夕日が赤くみえるように、月も地平線の近くでは赤っぽくみえます。そのため、夏至のころの満月は、一晩中赤みがかってみえるのです。もちろん、当日の天候や大気の状態にもよりますが、赤く熟した満月をみられる可能性は高いので、ぜひとも夜空を見上げたいところです。


引用元:
6月20日はストロベリームーン! 幸運を呼ぶ赤い満月(MY LOHAS)