大好きな彼と長く落ち着いたお付き合いが続いていれば、必然的に視野に入ってくる“結婚”や“出産”という一大イベント。
特に出産については、高齢出産や不妊治療といった言葉も日常的にニュースに流れるようになったことで、以前より選択肢や情報が多くなっています。
でも、現在の仕事が充実していたり、今のライフスタイルが気に入っていたり……出産がその後の人生にどのように影響するのか? 負担が大きすぎるのではないか?と不安になる女性も多くいるはず。
たとえばよく耳にする待機児童という言葉。これって日本だけなのでしょうか?
そこで今回は“出産”に関して意外と知らない海外と日本の比較3つをご紹介します。
■1:平均出産年齢の違い・・・フランスとの比較
欧米ではピルの服用が大変進んでおり、出産を管理するという意識がとても強いです。にも関わらず、第1子の平均出産年齢は欧米諸国で20代後半、日本は30歳越え。
とはいえ、フランスでも高学歴の女性の場合、平均出産年齢は30歳を超えています。日本も女性の高学歴化が進んでいることが、高齢出産が増えているひとつの原因と考えられます。
またフランスでは、出産後、仮にシングルマザーになったとしても、公立の幼稚園が朝から夕方まで子どもを預かってくれたり、ベビーシッターに子供をあずけたりすることが社会的に当然なことと認識されていて、子育てのサポートと認識が充実しています。
待機児童の問題含め、母親が安心して子供を産める環境が整っていないのが、日本の出産年齢高齢化の原因のひとつといえそうです。
■2:不妊治療にかかる費用の違い・・・日本は保険がきかない
不妊治療は、初期の検診、排卵をしやすくするというところから体外受精まで、様々な段階に分かれており、治療が高度になればその分費用も高額化していきます。ドイツ、フランスなどでは不妊治療にかかる費用が基本的に保険でカバーされますが、日本ではされません。
不妊に悩む男性や女性にとって、高額、かつ長い時間を要するという、治療にかかる二つの負担がどれだけ精神的な負担につながるかを考えると、国として少子化解消を推進するのであれば、保険での負担を検討したほうが、より政策に合致するのは明らかですね。
■3:子供を預けることへの“罪悪感”の違い・・・香港との比較
筆者の居住する香港では、フィリピンやインドネシアから出稼ぎに来ている家政婦が多くの家庭に居住しています。なので、多くのアパートには数畳程ある家政婦用の部屋が設置されています。
例えば子供が生まれると、母親はゆっくり休んで、生まれたばかりの赤ちゃんと家政婦が一緒に寝起きし、家政婦がすべての世話を行うという場合も決して少なくありません。
また、家政婦がいるので母親の社会復帰も大変早く、出産後3ヶ月もすれば多くの女性が会社勤めを再開します。
また家政婦がいることで、両親だけバカンスでモルジブに2週間、なんてこともよく耳にします。
このあたり、女性が出産でキャリアや自分の時間を犠牲にしなければならないことが多い日本とはかなり意識が違い、香港では“出産”が自分の人生を大きく変えてしまうという認識が低いように感じます。
いかがでしたか?
日本には日本の、海外には海外の良い文化や考え方が根付いています。ただ時代とともにそれらも変化していくべき。
女性たちがもっともっと好きな仕事をしながら輝いて生きていけるように、海外から吸収できることは決して少なくなさそうです。
引用元:
日本は罪悪感がネックに…?「出産」に関する海外との違い3つ(インフォシーク)