「日本人女性の乳がんは、35歳を過ぎると激増します。乳がんにならないためには、食生活を改めることが大事」と話すのは、外科医として、4千例以上のがん手術を行ってきた西台クリニック院長の済陽高穂(わたようたかほ)先生。済陽先生は、外科手術や抗がん剤治療だけでなく、「済陽式食事療法」を確立し、診断したがん患者の66.3%の病状を、食事によって改善させてきた実績がある。

そんな済陽先生が、乳がんにならないための食生活のルールを語ってくれた。

1.乳製品は豆乳でとる

「がんを予防するためには、免疫力を高める必要がありますが、免疫力を高めるのに効果的なのが乳酸菌です。なかでもオススメは“豆乳”からつくられたものです」

そして済陽先生がすすめる、がん予防の食ルールはほかにも7つある。

2.新鮮な野菜と果物を1日350グラムとる

3.限りなく無塩生活

4.動物性たんぱく質・脂質を制限

5.きのこ・海草類を1日1食

6.穀物は玄米や全粒粉パンで

7.レモン、ハチミツで糖とうまく付き合う

8.油はオリーブ油かごま油

「現代人は油分を取りすぎ。植物性の油で、不飽和脂肪酸を含むシソ油やエゴマ油などを少量とるようにすすめています。ただ、これらは加熱すると酸化しやすいので、加熱調理の場合はオリーブ油やごま油などがベスト」

食生活を改善して、がんになりにくい体をつくろう。


引用元:
予防学の権威が徹底指導する「乳がん防ぐ8つの食事ルール」(女性自身)