寝てばかりだった赤ちゃんも、寝返りが打てるようになると起きている時間が長くなります。ママを求めて泣いてしまい、家事がままならなくなる時期でもあります。赤ちゃんとどうやって過ごすのがよいのでしょうか。専門家からは「何もしなくて大丈夫」との意外な答えが返ってきました。

ママからの相談:「赤ちゃんと二人だけの時間がとても長く感じます」


『産まれてからはおっぱいを飲んで寝ての繰り返しでしたが、5か月になると起きている時間が長くなり、家事をしようと少し離れると泣いてしまいます。私以外には人見知りし、預けることもできません。寝返りできるようになったばかりで、二人きりでどうやって遊べばよいかわかりません。夫がいない昼間、子どもと二人だけの時間がとても長く感じます。(30代・女性)』


特別なことは必要ナシ。いっしょにいて話しかけてあげて

ママがそばにいてくれて、かまってくれることが赤ちゃんの安心につながります。家事をするときは、おんぶをしたり、ベビーチェアに座らせ、赤ちゃんから見えるところでしましょう。

『特に何もしなくても、側についてあげるだけでよいのではないでしょうか。一緒に横になって音楽を聞いたり、話しかけたり、手を握ってあやしたり、まだ理解できなくても、絵本を読んであげてもよいと思います。散歩がてら買い物に行ってもよいですし、お母さんが側にいること、かまってくれているということが安心につながりますから、二人の時間を楽しむようにしてください。(産科・婦人科看護師)』


『家事をしなければならない時は、おんぶや抱っこしてできないでしょうか。ベビーチェアが使えるようなら、ベビーチェアに座らせて、お子さんが見える位置で家事をしてはいかがでしょうか。洗濯物をたたむのはお子さんの横でもできますし、家事をするときは、お子さんに話しかけながらやってみてください。(産科・婦人科看護師)』


お散歩にも出かけてみて。今だけの二人きりの時間を楽しんで

5か月ならお散歩に連れて行ってあげるのもよさそうです。興奮し過ぎないよう、少しずつ出かけましょう。子どもが歩き出せば慌ただしい毎日になります。今だけの時間を楽しみましょう。

『5か月であれば、少しずつ外に出てみましょう。一番暑く日差しが強い時間帯を避けて、また日よけをしっかりしましょう。遠くへ行く必要はありません。家の周りをぐるっと回るだけでも、赤ちゃんにとっては初めて見るものばかりです。「この葉っぱつるつるしてるねー」「ブーブーいっぱい走ってるねー」など話しかけながら見ていると、お母さんでも初めての発見がいっぱいです。(内科医師)』


『外に出ると疲れるので、夜もぐっすり寝てくれることが増えます。ただ、最初からたくさん新しいことに触れると、夜まで興奮が続いて寝にくくなったり、夜泣きすることもあるので、少しずつ増やしていくようにしましょう。(内科医師)』


『雨の日用に絵本を買っておいて、読み聞かせをするのもよいかもしれません。絵本とはいえ、大人でも楽しめるものがあります。1年も経てば、子どもは歩き回り、あわただしい毎日になります。今のゆったりした時間も楽しみましょう。(内科医師)』

赤ちゃんはお母さんがそばにいて、かまってくれれば幸せです。家事は赤ちゃんから見えるところでするようにし、天気がよい日はお散歩に出かけましょう。



引用元:
赤ちゃんと二人でどう過ごす?遊び方をおしえて(アメーバニュース)