職場のがん検診で、肺がんの受診率は70%を超える一方、乳がんや子宮 頸(けい) がんなど女性特有のがんでは30%台にとどまっているという調査結果を、厚生労働省が公表した。がん検診の受診率向上を目指す取り組みの一環で、職場での実態調査は初めてという。
調査は、全国1406の健康保険組合に2014年度のがん検診の実施状況を聞き、1238組合から回答があった。
がんの種類ごとの受診率は、肺がんが71・9%と最も高く、大腸がん60・8%、胃がん56・6%と続いた。乳がんは34・7%、子宮頸がんは32・2%と、女性のがんは、検診の実施体制が整っていないこともあり、低い水準だった。
一方、回答のあった健康保険組合のうち、がん検診の未受診者に対して受診を促していたのは195組合だけで、80%以上の組合は受診の再勧奨を行っていなかった。
厚労省はこうした調査結果を踏まえ、受診率の向上に向け、職場のがん検診の指針作りを検討する。
引用元:
職場がん検診、種類で「温度差」…乳・子宮頸は低受診率(ヨミドクター)