セックス後の腹痛・下痢〜腸の刺激〜
女性の中にはセックスをした後に、腹痛が起こったり、下痢をしたりする方がいます。

彼との甘い時間の後に腹痛や下痢などの症状があらわれると、不安になりますよね。では、どうしてセックスすると腹痛や下痢の症状がでてきてしまうのでしょうか。

考えられる原因にはまず、セックスによって腸が刺激されたという可能性があります。

女性の膣や子宮の近くには腸があります。セックスでは膣にペニスを挿入して動かしますが、 この動作によって腸が刺激されるとそれが原因となって腹痛が起きたり、下痢をしたりすることがあるのです。

この症状はいわば生理現象のひとつ。この場合の腹痛や下痢は病気ではないので、そこまで気にする必要はありません。



セックス後の腹痛・下痢〜子宮内膜症〜
セックス後の腹痛や下痢の原因には、子宮内膜症を発症している可能性も考えられます。

子宮内膜症とは、本来は子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織(子宮内膜と似ている子宮内側を覆っている組織)が、 卵巣や直腸、膣などの子宮以外の場所にできる病気のことです。

通常の子宮内膜は、子宮内腔から出血とともにはがれ落ちて、子宮口から膣を通って体外へ排出されます(これが月経です)。



同様に子宮以外の場所にできた子宮内膜も、月経期になると剥離・出血します。 しかし、子宮の中にある膜ならはがれ落ちても出口があるのですが、子宮以外の場所にできた子宮内膜は体外に出すことができずに、体内に溜まってしまいます。

その結果、腹痛や下痢、腰痛、月経痛などさまざまな症状を引き起こしてしまうというわけです。

そして、子宮内膜症患者の中には、セックスで下腹部を刺激されたことによって腹痛が生じたり、性交痛を感じる方もいるそうです。

子宮内膜症は、性交痛だけでなく不妊症の原因になることがあります。腹痛や下痢などの疑わしい症状がある場合は、なるべく早く婦人科を受診するようにしてください。



セックス後の腹痛・下痢〜性病〜
Piotr Marcinski

セックスをした後に腹痛や下痢が起こる原因には、性病に感染している可能性も考えられます。

セックス後の腹痛や下痢を引き起こす原因となる性病には、クラミジアや淋病などがあげられます。


例えば、クラミジアに感染すると、子宮頸管炎や卵管炎を起こしたり、 腹腔内(お腹の中)にまで病原体が侵入して炎症を起こしたりすることもあります。

するとその影響で、セックスをした後に腹痛や下痢が生じることがあるのです。

同様に、淋病に感染しても、子宮頸管炎や骨盤腹膜炎、卵管炎などを引き起こすことがあります。

その結果、お腹の中にまで炎症が広がり、セックスによって刺激されることで腹痛や下痢が生じることがあるのです。



まとめ
以上のように、セックスの直後や翌日などに腹痛や下痢を生じる原因には、いくつかの可能性が考えられます。 セックス後の腹痛や下痢は何らかの病気のサインともいえます。

気になる症状がある場合は、婦人科を受診するか、自宅で性病検査キットを使ってみることをおすすめします。



引用元:
もしかして性病…セックス後に起こる腹痛や下痢、3つの理由(Grapps)