沼津市大塚の長興寺で29日、子どもの無病息災を祈願する初夏恒例の「こんぴら大祭奉納泣き相撲大会」が開かれた。県内外の生後6カ月から1歳半までの赤ちゃん224人が参加し、土俵の上で元気な泣き声を響かせた。
 勝敗は先に泣いた方が勝ち。東西に分かれた赤ちゃんは大相撲力士の香富士(沼津市出身、春日野部屋)や翔傑(伊豆市出身、芝田山部屋)らに抱えられて土俵に登場。行司の掛け声が始まる前から元気に泣いたり、お互い動じずに引き分けたりするなどさまざま。境内に集まった多くの市民がかわいらしい“力士”の泣きっぷりを優しいまなざしで見守った。
 勝ち軍配を受けた三島市一番町の木苗拓真ちゃん(8カ月)の父貴生さん(37)は「3年前に拓真の兄が負けたのでうれしい」と笑顔を見せた。



引用元:
赤ちゃん元気に泣き相撲沼津・長興寺で奉納大会(静岡新聞)