日本には不妊治療をする医療機関が600弱あり、国際生殖医学会によると、インドとともに世界で最も多い。2013年は体外受精で4万人超が生まれた。

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 不妊治療1サイクル当たり子どもが生まれるのは約1割(日本産科婦人科学会まとめ)。なかなか子ができない夫婦にとって、いつまで続けるかは悩ましい。

 不妊治療体験者を支援するNPO法人「Fine」理事長の松本亜樹子さんは著書「不妊治療のやめどき」(WAVE出版)のなかで、16組のカップルの体験談を紹介する。自身も約10年治療を続けた。「治療をやめて、どうやって生きていくか。怖くてやめられない。だからロールモデルを示したかった」

 やめるタイミングは自分で決めた「40歳」という区切りや、治療費が1千万円を超えたときなど様々。その後キャリアを積んだり、夫婦で起業したり、養子を迎えたりした人もいる。

 松本さん自身は子どもがいなくても「そこそこ幸せ」という。「不妊治療の終わりは人生の終わりではない。ハッピーとは何か、体験談はヒントになるかもしれない」(合田禄)

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引用元:
不妊治療の「やめどき」