新潟〉妊娠から子育てまでの相談や、さまざまな手続きを一手に引き受ける新潟市の「妊娠・子育てほっとステーション」が23日、中央区役所など全8区役所の健康福祉課に開設された。子供を安心して生み育ててもらうための支援策の一つで、市は「一人で悩まず相談してほしい」と呼び掛けている。

 ステーションの利用は妊婦をはじめ、小学校入学前の子供を持つ保護者や家族が対象。医療費の助成や児童手当などの申請手続きを妊娠、出産、子育てに関する相談と併せて「ワンストップ」で受け付ける。

 妊産婦や保護者の状況に合わせ、保健師や助産師などが医療機関や子育て支援センターなどと連携し、必要に応じて地区を担当する保健師の家庭訪問につなげる役目も果たす。

 従来も各区の窓口で相談に対応していたが、市の担当者は「区役所は手続きの場所という印象を持たれているが、相談もできると分かってほしい」と話す。

 ステーションでは母子健康手帳とともに、妊娠期から出産後4カ月ごろまでに必要な手続きや連絡先を一覧できるA5サイズで4ページの冊子「妊娠・子育てプラン」も新たに手渡される。


引用元:
「一人で悩まず相談を」 新潟市、妊娠・子育てステーション開設(産経ニュース)