米疾病予防管理センター(CDC)は23日までに、米国全土と準州合わせて279人の妊婦がジカ熱に感染したと発表した。ジカ熱は、カリブ海の自治領プエルトリコで感染者が急増していて、CDCでは胎児の健康に異常がないかどうか、モニタリングを続けている。



 南米を中心に感染が拡大しているジカ熱をめぐっては、CDCが4月に妊娠中のジカ熱の感染が、新生児の小頭症を引き起こす原因だと結論づけた。



 今月20日に行われた会見で、CDCの研究チームは、5月12日の時点で米国内で157人、準州で122人の妊婦がジカ熱に感染している事実を明らかにした。



 このうち、米国内ではテキサス州の35人をはじめ、自治領プエルトリコで感染数が急増している。患者のなかには、流行国への渡航歴がない妊婦も多く、追跡調査の結果、パートナーの男性がジカウイルスに感染していて、性交渉で感染したケースも多いという。



 CDCは今回感染が明らかになった279人の妊婦に対し、モニタリングシステムを導入し、胎児の発育や流産などの異常がないかどうか監視を続けることにしている。



 世界保健機関(WHO)によると、今月18日時点で60の国と地域で感染が確認され、ドイツやオランダ、スペインなどの欧州各国でも患者の報告があり、世界規模での流行が懸念される。


引用元:
米国で279人の妊婦がジカ熱に感染 欧州各国でも…(ハザードラボ)