高齢出産をする女性が年々増えてきていますが、出産前後に腰の骨を骨折してしまうというケースも増えてきています。なぜ、高齢出産の妊婦さんの骨折が増えてきているのかの原因と、骨折を防ぐために日常生活で気を付けること、骨を強くするためにはどんな方法があるのかについてご紹介したいと思います。

高齢出産で多発中!出産前後の腰骨の圧迫骨折
晩婚化などで35歳以上の女性の出産、いわゆる高齢出産をする方も増えていますが、出産前後にママの腰の骨が圧迫骨折するというケースも増えてきているんです。

しかし、なぜ、高齢出産の場合に腰骨の骨折が増えてきているのでしょうか?

原因として考えられていること
骨折に至る原因として考えられている理由は大きく2つあります。

1.妊娠前の過激なダイエット
ダイエットをする女性は多いと思いますが、短い期間に急に何キロも体重を減らすようなダイエットを繰り返していると、カルシウムなどは不足している分は骨を溶かして使われるので、妊娠する前から骨の量自体が少なくなっている可能性があります。

そうなると加齢に伴い骨も脆くなっていくわけですから、骨の量が標準の人と比べて骨折のリスクも高まっていくことになります。

2.カルシウムの吸収が落ちる
妊娠中や授乳中は、ママから赤ちゃんへたくさんのカルシウムが届けられています。

若い女性の場合は一時的に食べ物からのカルシウムの吸収量が増えたり、吸収を促すビタミンDが体内で多く作られたりするので、仮に骨の量が減ったとしてもその後数ヶ月で回復することができます。

しかし、高齢出産の場合は食べ物からのカルシウムの吸収量は増えることがなく低下してしまう為、足りない分をどうにか補おうしてママの骨を溶かしてカルシウムを赤ちゃんに届けるのです。

腰の骨が圧迫骨折することによる産後の影響
出産の時や出産後の痛みはついつい我慢してしまうママが多く、その為、腰の骨が骨折していたりヒビが入ってしまっているということに気づかない人も中に入るそうです。

もし、出産後に腰の痛みが長く続いたり激しい痛みがあったりしたらすぐに病院を受診して調べてもらうようにしましょう。

また、過去に腰の骨を骨折していると次の妊娠の時どうなるのか気になると思いますが、完治している状態であれば何も問題はないそうです。

ただし、過去に腰の骨を骨折した経験がある事は早めにお医者様に伝えておくといいかもしれませんね。

普段から気をつける事&骨を強くする方法は?
普段の生活の中で気を付けることや、ママの骨を強くするための方法について5つご紹介したいと思います。これから出産を迎えるママは勿論の事、妊娠を考えているママたちも是非これからのために参考にしてみてくださいね。

1.急激なダイエットはしない!
女性は「痩せたい」意識って年齢を問わずありますよね?特に、薄着の時期が近くなるとダイエットをする女性は多いと思いますが、急に体重をぐっと落としてしまうような無理なダイエットによって骨の量が少なくなることがあるのです。

また、出産後も「産後ダイエット」を意識して、授乳しているのにダイエットをしてしまうママもいらっしゃいますが、これも母乳を作り出すためにはカルシウムが必要なのに、食べ物から入ってこないとママの骨からカルシウムの足りない分が溶けて回され、骨の量が減ってしまうのです。

もしダイエットをしなければいけないという時は、妊娠前から短い期間に何キロも体重を落とすような無理なダイエットではなく、計画的で健康的なダイエットをするようにしましょうね♪

2.適度な運動を心がける
骨を強くする方法として意外に良いことというのが適度な運動です。実は、骨というのは、押したり曲げたりというような力が加わると、それに反応して骨の量が増えていき、つまりは骨を強くすることにつながるんです。また、体を動かすことで血行が良くなって、骨の中の血流も増え、その結果、骨の形成が促進されます。

散歩や軽いジョギングなどのような適度な運動を約30分〜1時間ぐらい毎日続けたり、階段の上り下りを普段の生活でも意識して行うのも良いんですよ♡

3.カルシウムの多い食品摂取を心がける
特に、高齢出産の場合は、体内に取り込むカルシウムの吸収力が低下してしまいがちなので、カルシウムが不足している分はママの骨が溶けて補われていきます。

そのため、乳製品や小魚などといったカルシウムを多く含んでいる食品は意識的に多く食べるようにして、カルシウム不足にならないように気をつけるようにしましょう。


4.日光浴をする
一見すると骨を強くするのにあまり関係ないことのように見えますが、実は、太陽の光を浴びることで、骨を作るために必要な栄養素であるビタミンDが体内で作られるんです!ビタミンDは、骨を作ったり強くする働きの他にも、血液中に流れるカルシウム濃度を整える働きなどをしているのですよ。

日光浴の時間は、夏は木陰などで約30分程度、冬は1時間程で良いそうです。適度な紫外線対策をした上で、また日差しが強い時間帯を避けるなど調節しながら、日光浴を楽しみましょう♡

5.お酒やタバコを控える
実は、骨とお酒とたばこは深い関係があるんです。お酒には利尿作用があるのは皆さんご存知ですよね?この作用によって、体の中に取り入れられたカルシウムが必要以上に体の外に出てしまう可能性があるんです。また、骨折のリスクも高いのだそうですよ!

たばこはニコチンの作用で体内の血流が悪くなり、胃腸の働きが鈍くなることで食欲が無くなり、カルシウムの吸収を悪くします。女性の場合は、骨から血液中へカルシウムが出ていかないように働く女性ホルモンであるエストロゲンの働きが悪くなります。

喫煙していると骨の密度も低くなり、骨折リスクも約2倍だといわれているんですよ!

妊娠中は飲酒・喫煙している人はいないと思いますが、妊娠前から気を付けるようにしましょうね。

生活習慣などを見直して、出産前後に骨折しないように骨を強くしよう!
出産前後に腰を骨折しないためには難しいことは何一つ無く、普段の生活習慣の見直して実践することでリスクを抑えることができそうですね!

妊娠・出産は女性にとってはこれまでになく体型が変わるので容姿を気にしてしまうかもしれません。

しかし、赤ちゃん、そして、ママが元気で健康で過ごしていくために妊娠を望んでいる時期から無理なダイエットなどはせずにカルシウムをたくさん食べて骨を丈夫にしましょう!



引用元:
高齢出産で腰の骨折多発!?骨を強くするために日頃から簡単にできる5つのこと