ブラジルなど中南米で流行するジカ熱について、WHO(世界保健機関)は、ヨーロッパでも感染が広がる恐れがあるとして注意を呼び掛けました。

 WHOは18日、今年の夏にかけて、ヨーロッパでもジカ熱が広がる恐れがあると発表しました。ただ、感染が大きく広がる可能性は低いとしています。そのうえで、ヨーロッパ各国に感染を早期発見するための態勢を整えるよう呼び掛けました。また、WHOのチャン事務局長は17日、オリンピックが8月に迫るブラジルでジカ熱の感染が広がっていることから、選手や観客もウイルスを媒介する蚊への対策を進めるよう呼び掛けました。さらに、妊婦の感染と子どもの小頭症の関連が指摘されていることから、「妊娠している女性は渡航を控えたほうが良い」と指摘しています。



引用元:
ヨーロッパでもジカ熱広がる恐れ WHO注意呼びかけ