◇熊野灘でシーズン
紀伊半島沖の熊野灘で、ホエールウォッチングが最盛期を迎えている。巨大なマッコウクジラが潮を吹き、潜水前に尾びれを海面上に高く持ち上げる姿は迫力満点。1日も船からその姿を見た観光客は盛んにカメラのシャッターを切っていた。
マッコウクジラは歯クジラの中で最大級の大きさを誇り、成長した雄は体長約20メートルにもなる。
南紀マリンレジャーサービス(那智勝浦町)によると、黒潮が近く、餌が豊富な熊野灘には3月末から10月末まで回遊し、繁殖や子育てのため集まってくる4〜6月がベストシーズンという。
1日は漁船2隻に分乗した24人が宇久井漁港を出港し、約1時間かけて約10キロ沖合まで移動。クジラの親子の姿が確認でき、黒光りした背中を海面に出して大海原を悠然と泳いでいた。またスジイルカの群れを見ることもできた。
大阪府吹田市の小学6年、越後遥さん(11)は「クジラが潮を吹く姿はとても美しく、感動した」と話していた。
引用元:
クジラ繁殖、子育て ウォッチング (読売新聞)