男鹿水族館GAO(男鹿市)で飼育されているゴマフアザラシの「みずき」(8歳)が今月、オスの赤ちゃんを出産した。赤ちゃんはスクスク成長しており、同館では赤ちゃんが元気に泳ぎ回る姿を見ることができる。名前は公募を予定。


 みずきは「ゴクウ」(7歳)との間で繁殖行動が見られ、昨年11月、妊娠が確認された。今月4日午前5時過ぎ、出産しているのを職員が確認した。

 同館によると、赤ちゃんは生まれた直後は体重9・5キロほどだったが、15日現在で25キロを超えた。

 同館では昨年4月、「こまち」(7歳)が、メスの「ここ」(1歳)を出産しており、ゴマフアザラシの赤ちゃん誕生は2年連続。みずきは昨年3月、死産しており、困難を乗り越えてのおめでたとなった。展示場にはみずきの母親「マリー」(22歳)も飼育されており、同館のゴマフアザラシとしては初の3世代同居となった。

 赤ちゃんは白い毛に覆われているが、生後3週間ほどで毛が生え変わり、大人と同じゴマを散らしたような模様になるといい、同館は「赤ちゃんの可愛らしい姿を見に来て」と来館を呼びかけている。【


引用元:
県央特集 ゴマフアザラシの赤ちゃんスクスク 「可愛らしい姿、見に来て」 男鹿水族館 /秋田(毎日新聞)