食の大切さを知ってもらいたい――。そんな思いを込めた「びほく子ども食堂」が17日、岩倉市内に誕生する。管理栄養士を中心に、地元住民も協力。食を通じて「子どもに健康的に育ってほしい」と願う。
「食堂」は、同市大地町乾出の喫茶店の空き店舗が会場。初回のメニューはミネストローネスープとオムレツ、蒸しパンの3品。対象は小中学生だが、主催者は、保護者とともに調理に参加し、一緒に食べてもらえれば、と期待する。
中心になるのは、管理栄養士の祖父江鈴子さん(73)。江南市教育委員も務めた祖父江さんは昨年まで、幼児の自然学習教室で、栄養指導をしてきた。昼食は弁当だったが、手作りはほとんどなく、大半がコンビニ店などの調理済み弁当だったことを心配した。
栄養バランスをテーマにした料理教室を開催する、恩師の元愛知江南短大教授、五十嵐桂葉さん(83)と相談し、「食堂」の開設を思いたった。
今年1月から準備を始めた。地域の人たちに協力を呼びかけると、看護師や調理師らが応じてくれた。家庭菜園などで育てた無農薬野菜を無料で提供してくれる人もいた。
祖父江さんは「子どもたちも大人と一緒に料理し、食べることで、世代を超えて交流の幅を広げてほしい。それが孤立を防ぐことにもなります」と話す。
17日は定員20人程度で、1人300円。参加希望者は16日までに祖父江さん(090・8953・6393)へ。今後も月1回、第3日曜日に開催する予定。(岡本真幸)
引用元:
愛知)おいでよ「子ども食堂」に 管理栄養士に地域協力 (朝日新聞)