【ワシントン=三井誠】中南米などで感染が広がるジカウイルスの詳細な構造を、電子顕微鏡で突き止めたと、米パデュー大などの研究チームが発表した。

 「ジカ熱」の治療薬の開発などに貢献すると期待される。論文は3月31日、米科学誌サイエンス(電子版)に掲載された。

 研究チームによると、ジカウイルスの外側の殻には「糖たんぱく質」という分子の突起が180個あり、近縁のデングウイルスなどとは異なる部分が確認できた。これらの糖たんぱく質は、ウイルスが細胞へ入る時に重要な役割を果たすとされる。チームは「ジカウイルスに特有の部分が特定できたことで、感染の仕組みを解明したり治療法を開発したりする研究に弾みがつく」


引用元:
米チーム、ジカウイルス構造確認…治療に弾み(読売新聞)