大阪府豊中市は、同市が管理する公園2箇所に保育所を設置することを決め、整備・運営を行う事業者を3月18日から4月28日まで公募している。2015年9月に一部改正施行された国家戦略特別区域法を、用地確保が難しい都市部での施設設置に活用した。都市公園に保育所を設けるのは関西初という。
設置場所は、同市少路1丁目の羽鷹池公園と、服部西町5丁目のふれあい緑地公園(ふれあい緑地公園3-2街区)で、広場の一部を利用して0〜5歳児を預かる保育所を設置する。占有面積は羽鷹池公園が約360m2で、定員45人以上。ふれあい緑地は約500m2で、定員60人以上を想定している。
事業者は、市に土地占用料を支払って施設の建設・運営を行う。占用料は1m2当たり月額300円とする予定。占用期間は10年以内。原則2回までの更新が可能で、最長30年間とする。2017年4月から10月までの間に開園することが求められる。事業者は市の民間保育所整備費補助金も活用できる。
応募資格は、社会福祉事業で実績のある社会福祉法人、学校法人、宗教法人、株式会社、NPO法人などで、新設の法人は不可。書類審査やヒアリング審査を経て5月下旬に事業者を決定する予定だ。
同市では、2010年4月から15年4月にかけて総人口が39万4191人から40万1745人に、0〜5歳児の人口が2万707人から2万2191人にそれぞれ増加。待機児童数は2015年10月時点で385人と、府内では大阪市に次いで多かった。市は2015年度から3年間で約1400人分の保育の受け皿を確保し、2018年度に待機児童をゼロにすることを目指している。
国家戦略特別区域法の一部改正では、一定の基準を満たせば、保育所など社会福祉施設のための都市公園の占用許可が可能になった。東京都内にもいくつか公園内の保育所の計画がある
引用元:
関西初、豊中市で特区による都市公園内の保育所整備へ(新・公民連携最前線)