ツナ缶の生産量日本一を誇る静岡市が、静岡缶詰協会と手を組んで、市内で母子健康手帳の交付を申請した妊婦に、ツナ缶の詰め合わせをプレゼントする事業を4月1日から始める。首都圏に近く、若年層の転出が多い同市は人口減少率が20ある政令指定都市の中で最大。同市“特産”のツナ缶は栄養価が高いことで知られており、無料配布により母子の健康増進に役立ててもらうことで、若いママさんたちの人口流出に歯止めをかけたい考えだ。

                  ◇

 駿河湾に面する同市は「はごろもフーズ」「いなば食品」「由比缶詰所」など缶詰製造会社9社が軒を連ねる。ツナ缶製造の歴史は古く、昭和4年に県水産試験場(現・県水産技術研究所)が「まぐろ油漬け缶詰」を試作し、米ニューヨークで販売したのがその起源とされる。

 平成24年の全国のツナ缶生産量は2万5224トン。このうち県内の生産量は2万5134トンで、全生産量の99・6%を占める。マグロやカツオの缶詰は24年に計529トンがサウジアラビアやベトナム、スリランカなどに輸出されたが、このうちの99・6%が静岡産で、輸出量も日本一だ。


引用元:
ツナ缶で若いママさん応援!! 生産量日本一の静岡市で 栄養価高く妊婦の健康増進に一役 (産経新聞)