私たちが生活している環境にはたくさんの細菌がいます。大抵の菌は健康な時には無害で、人の役に立つ働きをしてくれるものもあります。 しかし、体調不良の時には、普段の何気なくしていることでも、思わぬ害を与えることがあります。

手首のヘアゴムから菌が入り…手術!
米国ケンタッキー州に住むオードリー・コップさんは、ヘアゴムを手首に巻いておく習慣がありました。
彼女は、「最初は虫さされか何かだと思い、まさかヘアゴムのせいとは思わなかった」と言います。
自分でも気づかないうちについた傷、そこにちょうどヘアゴムが当っていたようです。
その部分はどんどん大きく、赤く腫れ上がり、これはただごとではない、と思った彼女はかかりつけの クリニックへ。
そこでは抗生物質を処方されましたが、効果はなかったとのこと。
彼女は、最終的に総合病院の救急治療室へ行き、医師が詳しい検査をしたところ、傷の中に3種類ものバクテリアを発見しました。
ヘアゴムに繁殖していた沢山のバクテリアが、傷口から入っていたとのことで、 医師は急いで彼女を手術室に入れ、メスで腫れた部分を切開し、中の膿を出したという。
まさかヘアゴムで手術になるなんて、想定外の出来事です。 小さくても傷があるときには注意が必要ですね。

危険な細菌なんて滅多にいないと思っていませんか?
このように、普段多くの人がとっている行動でも、ときには命を脅かす危険が潜んでいます。
今回発見されたバクテリアの種類は分かりませんが、私たちの身の回りには危険な細菌が存在しています。

人体を蝕む、危険な細菌もろもろ
化膿レンサ球菌
“A群レンサ球菌”とも呼ばれ、皮膚などに住んでいる菌です。人の感染症の原因菌として最もポピュラーな細菌で、咽頭炎、扁桃炎などを起こします。
猩紅熱(しょうこうねつ)を引き起こすこともあり、重篤な場合死亡することあります。ちなみに今は治療できますのでご安心ください。

黄色ブドウ球菌
人間や動物の皮膚や消化管に存在する菌で、食中毒の原因にもなります。
極端な事例では、糖尿病や高血圧の人が、免疫が低下した状態にあれば、体内に侵入し人体組織を破壊してしまいます。

エロモナス・ハイドロフィラ
河口など、淡水域に潜む菌です。旅行者がよく感染して下痢を起こすため、渡航者下痢症とも呼ばれています。 傷口に汚染水が触れることで感染し、壊死を引き起こします。

ウェルシュ菌
人間の腸内にいる菌ですが、悪玉菌の代表とされる菌です。
生肉や卵に多く潜み、こうした食材を未調理で食べたときの食中毒の原因にもなります。 重篤な場合では、壊死を引き起こすこともあるそうです。

ほとんどが、感染する可能性の少ない菌ですが、私たちの身近にいる菌に、こんな怖い面があります。
とくに、朝の歯磨きは食前に必ずおこないましょう。繁殖した細菌が、食べ物と一緒に体内に入ることになりますので…



引用元:
健康なときには害のない菌、こんな怖い面も持っている!