女優の南果歩(52)が初期の乳がんを患い、今月上旬に手術していたことが16日、分かった。夫で俳優、渡辺謙(56)が南の勧めで人間ドックを受けて早期の胃がんが発見されたことを機に、自身も受診したところ判明。複数の関係者の話を総合すると、術後の経過は良好で、現在は療養中という。互いに体を心配し合う“夫婦の絆”が、それぞれの早期発見につながった。(サンケイスポーツ)

 テレビ朝日系ドラマ「スペシャリスト」(木曜後9・0)で草なぎ剛(41)演じる主人公の相棒である“おばさん刑事”役を元気はつらつと好演する南が、初期の乳がんを患っていた。

 関係者の話を総合すると、判明したのは2月上旬。ちょうど南の“直感”で人間ドック受診を勧められた渡辺に早期の胃がんが見つかり、手術のため入院していた時期だ。

 夫の胃がん発覚で、受診の大切さを再認識した南は、自身も健康を確認しようと人間ドックを受けたところ、乳がんが見つかった。夫に続く“まさか!”に驚いた南だが、当時は「スペシャリスト」の収録中だったため、女優魂で撮影を敢行。今月上旬にクランクアップし、すぐに手術を受けたという。

 術後の経過は良好で、現在は4月から始まる主演舞台「パーマ屋スミレ」(5月17日〜6月5日、東京・新国立劇場)の稽古に向けて、療養中だ。

本来なら、渡辺が昨年に続いて主演を務める米ブロードウェーミュージカル「王様と私」(米ニューヨークのリンカーンセンター・シアター、4月17日まで)を観劇するため、渡米予定だったが、体調を最優先してキャンセルした。

 同じく早期発見となった渡辺は、胃がんを克服し、日本時間9日に「王様と私」で元気に復活を遂げたばかり。夫婦ともに同じ境遇だからこそ、互いの思いは以心伝心で伝わり、日本と米国とで遠く離れていても、それぞれが互いの支えになっているようだ。

 南にとって、異国の地での夫の活躍こそが、なによりの力になっているに違いない。

■乳がん

 乳房の中の乳腺から発生するがん。日本人の欧米化による食生活などが原因といわれる。ステージが0、I、II期の乳がんに対する局所治療として、乳房温存手術と術後の放射線療法からなる乳房温存療法がある。毎月の自己検診(触診)や2年に一度のマンモグラフィ、エコー(超音波)など定期検診が大切で、早期発見で適切な治療をすれば、良い経過が期待できる。

■南果歩(みなみ・かほ)

 1964(昭和39)年1月20日生まれ、52歳。兵庫・尼崎市出身。84年に主演映画「伽●(=にんべんに耶)子のために」で芸能界デビュー。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍し、90年に映画「蛍」でブルーリボン賞助演女優賞に輝く。95年に作家で歌手、辻仁成(56)と結婚し、1男をもうけたが、2000年に離婚。05年に渡辺と再婚し、長男は渡辺が引き取った。俳優、渡辺大(31)は義理の息子、女優の杏(29)は義理の娘になる。



引用元:
南果歩、乳がん手術していた!“夫婦の絆”で2人とも早期発見(産経ニュース)