少し前に発がん性物質(アクリルアミド)が含まれているとして注意が促されたポテトチップスですが、普段の食生活において実際、どのくらい注意していけばいいのでしょうか。

《アクリルアミド》
糖が120℃以上の高温で加熱処理された場合にできあがる物質。
遺伝子を壊す発がん物質だと発表されている。(食品例:ポテトチップス、トースト類)
※ コーヒー豆や茶葉も加熱処理されているが、直接食べるわけではない。
和食を食べる日本人のアクリルアミド摂取量は、ヨーロッパと比べると少ないと言われています。
(※日本人の平均摂取量は、体重1`あたり1マイクログラム。高摂取群では4マイクログラム)

アクリルアミドを摂取することの危険性について、国立環境研究所と、農林水産省は、「人への健康に対する影響は明確ではない」と結論していますが、懸念がないとはいえないと付け加えています。これは要するに、出来る範囲で減らしましょうということです。

ちなみに、動物実験において、「癌が認められた最小摂取量」と、日本人の平均摂取量は同じくらいだと言われています。国際がん研究機関(IARC)は、アクリルアミドの危険性を次のように位置づけています。

有害な化学物質であるアクリルアミドが、高温で加熱処理された食品中から検出されることが分かりましたが、「どのくらいの量を人が摂取すれば悪影響がでるか?」といったところは解明されておりません。

食品中に含まれているアクリルアミドは、生きている人は従来より摂取されてきたものでありますし、摂取量をゼロにすることは不可能に近いです。

あまり神経質になると、炒め物などが食べられなくなってしまいますので、逆に健康を害することに繫がると思います。
「アクリルアミドを摂取しないようにする」という意識ではなく、彩りがありバランスのある食生活を意識していきましょう。

引用元:
「発がん」が指摘されたアクリルアミド、どのくらい注意すればいいのか。