佐賀県は新年度、3回目までの体外受精、顕微授精に対する助成金を増額する。本年度当初の規定で上限額が1回当たり25万円となっているが、同30万円に増える。助成の増額で、治療効果が高い早期の受診を促す。夫が要因の不妊治療にかかる費用も高額なため、体外受精や顕微授精の治療の一環として夫が手術した場合、上限15万円を上乗せする。
不妊治療は公的医療保険が適用されず、高額な費用がかかる。晩婚化を背景に不妊治療は広がっており、2013年度の県内での助成利用は延べ877件で、年々増加傾向にある。
初回30万円は国の拡充を受けた措置で、2、3回目は県が独自の事業として積み増す。ただし、県が拡充する対象は初回治療開始から1年以内の治療に限る。関連議案を開会中の県議会に提出している。
今回の拡大では、対象や所得制限(夫と妻の所得合算額が730万円未満)は変わらない。県母子保健福祉課は「若い人に効果が高い治療だが、一方で治療費が高額なため、経済的に厳しくちゅうちょしている世代でもある。迷っている人の背中を押すことになれば」と話す。
引用元:
佐賀県、不妊治療の助成増額 男性手術も上乗せ(佐賀新聞)