◆船橋市、5か所で試験的解禁

 船橋市は今年秋から、公園でのボール遊び復活に取り組む。危険性を指摘する声を受けて禁止看板が増える中、5か所でボール遊びを試験的に解禁し、ルール作りなどを進める。きっかけは中学生の提案だった。

 市内には、都市公園法に基づく都市公園が670か所あり、うち530か所が住宅地にある小規模な街区公園。近年、キャッチボールなどへの苦情が多く、街区公園の半数ほどでボール遊びが禁止されている。

 一方、市長と中学生が船橋市の将来像を語り合った2014年の「こども未来会議室」で、「私が市長になったら、ボール遊びができる公園を造る」という提案があった。子どもの体力テストで「投げる力」の低下も指摘されていることから、市は翌年、学識経験者や自治会代表ら計17人で「ボール遊びのできる公園検討委員会」を設置し、議論を重ねた。

 その結果、本町4丁目広場公園などの街区公園3か所と、夏見台近隣公園などの近隣公園2か所でボール遊び解禁の試行が決まった。近隣公園は街区公園に比べ規模が大きく、標準面積は2ヘクタールとされている。ボール遊びのスペースとその他のスペースを分ける移動式ネットやコーン標識を設置するほか、船橋市生きがい福祉事業団の会員や市職員が見守り役として立ち会う。キャッチボールやサッカー、ドッジボールなどを想定し、ゴムボールなどを貸し出す。

 試行は9月から11月までで、各公園で週1、2回に限定。問題点を洗い出し、ルール作りなどに役立てる。将来は自治会などに見守りを依頼し、解禁する公園を増やす方針だ。


引用元:
公園でボール遊び復活へ  千葉  (読売新聞)