厚生労働省と国立成育医療研究センター(東京)は10日、子どもの薬物治療の情報を全国の医療機関から集め、データベース化する事業を始めたと発表した。100万人規模の情報を解析し、副作用を調べたり、子どもへの適切な用量を探ったりするという。
子どもの患者は大人に比べて少ないため、子ども用の薬は開発されにくい。医師の裁量で、大人用の薬を小分けにして使うこともあり、効果や安全性が十分に確かめられていない問題があった。
このため厚労省は、全国の約50の医療機関から、子どもの患者に使った薬剤名やその用量、効果、副作用などにかかわる情報を継続的に集めることにした。副作用発生の警告や用量の設定に活用するほか、薬の開発につなげることも目指す。また、一般の医師らもデータを見られるようにすることを検討する。
データベースは成育医療研究センターが管理する。2月までに37の医療機関から14万人分の情報が集まったという。
引用元:
子どもの薬物治療情報をデータベース化 厚労省(朝日新聞)