生理前になると、些細なことにイライラしたり無性に甘いものやジャンクフードを食べたくなることはありませんか? 女性なら一度は経験したことがあると思います。ただ、毎月必ず生理前にツラい思いをしている人は、そんな食生活を見直してみる必要があります。

生理前の不調について西洋医学では、まだ解明されていない部分も多く存在します。しかし、東洋医学では食事の摂り方がとても重要と考えられているのです。今回は、東洋医学の専門家である著者が、生理前の不調を改善する方法をお伝えしたいと思います。

■生理前のイライラ&食欲の原因

生理前のイライラや、食欲増進の原因を、東洋医学では血虚(けっきょ)と言います。血の不足は、イライラしたり落ち込んだり気分にムラを作ったり、注意力を散漫にし、集中力を低下させたりします。

また、血を補おうとしてすぐにエネルギーとなる糖質を欲したり、カロリーの高いジャンクフードを食べてエネルギーを補充しようとします。生理前だけではなく、いつもの食事内容がカロリーだけで栄養失調状態だと血虚(けっきょ)に陥り、不調を招くのです。

■女性が摂るべき食材&栄養素3選

(1)大豆製品

大豆には、ホルモンの変動により減少する、セロトニンの原料となるトリプトファンが多く含まれています。トリプトファンは精神を安定させ、イライラを鎮めてくれる効果が期待できます。なので、トリプトファンを多く含む大豆製品、豆腐や納豆、おからなどを摂りましょう。また、セロトニンの分泌の多くは腸で行われますが、お味噌や納豆は発酵食品であるため整腸作用があり、特にお勧めです。

(2)お肉

動物性のタンパク質は、血を補う力が強いです。また、お肉によってビタミンB群の摂取もできます。胃の調子に合わせて負担にならないように、お肉をよく噛んで食べましょう。特にタンパク質・ビタミンB1が豊富な豚肉がお勧めです。

(3)ヒジキやゴマなど黒い食材

これらの食材でミネラルが摂取できます。ミネラル分には、気持ちを落ち着かせる働きがあります。また、黒い食材は東洋医学で女性ホルモンを整え、アンチエイジング効果があると言われています。

■生理前の不調改善!お勧めレシピ

ヒジキとゴマがたっぷり入った豚汁です。忙しい女性にピッタリ。一品で女性が必要な栄養素を豊富に摂取することができます。また、汁物は体を温めてくれるので、胃腸の働きも助けてくれるだけでなく、野菜から溶け出す栄養素も丸ごと摂取できます。

作り方は簡単です。いつもの味噌汁に(4人前)下記の材料を入れるだけです。

・豚肉・・・250g

・大根・・・1/5本

・人参・・・1本

・キャベツ・・・1/8個

・ごぼう・・・1/2本

・ヒジキ・・・大さじ2

・黒ゴマ・・・大さじ2

・余っている野菜

自炊をしてしっかりと栄養を摂りましょう。お惣菜や添加物の多い食材ばかり食べているとミネラルの吸収を抑制したり、腸が汚れてその他の栄養の吸収も悪くなります。症状が出た時だけではなく、日々の習慣が体を作るので毎日気を付けましょうね。


引用元:
生理前の食欲&イライラ解消!「女性が摂るべき食材」専門家が解説(Peachy)