日本は世界で最も座る時間が長い国と言われいます。座りの仕事の人は、立ちっぱなしの人に比べれば楽かもしれませんが、常に肩こりや腰痛に悩まされているのではないでしょうか。それ以外にも、長時間座っていることで、様々な病気になりやすいです。

長時間座ると、血がドロドロになる
ふくらはぎの筋肉は動かすことで、足の血液を押し上げる働きをしています。
「第二の心臓」とも言われるほど、血液の循環に大事な働きをしています。

ずっと座った状態でいると、このふくらはぎの筋肉が使われない状態となるので、下半身の血液の流れが滞ってしまいやすいのです。それに伴う主な症状としては、下記のものが言われています。

エコノミークラス症候群
長時間椅子に座っていると、血液はどんどん下に溜まっていき、血液の流れが悪くなると下半身がむくんでいきます。エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)は、特に足を組んだりするとなりやすいと言われています。

− エコノミークラス症候群
静脈(大腿静脈など)に血栓(凝固した血のかたまり)が生じ、静脈での閉塞・炎症が生ずる疾患。

糖尿病
座ったままの時間が1時間長いと、2型糖尿病の発症リスクが22%上昇することがオランダの研究で判明しています。
短時間に集中して運動しても、長時間座ったまま過ごした影響を取り除くことはできず、糖尿病リスクを減らすことは難しいです。

がんになる可能性
ドイツのレーゲンスブルク大学の調査では、座りっぱなしの生活を続けている人は、がん発症リスクがなんと66%もアップするという結果が出ています。

死亡リスクが高くなる
オーストラリアの22万人の成人男女を対象にした追跡調査では、調査期間中に死亡した人の生活スタイルを調べたところ、座っている時間が1日4時間未満の人に比べ、11時間以上の人は死亡リスクが40%も高くなっていたという報告もあります。

他にも、血液の流れが悪くなってしまうと、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞になるリスクも高くなってしまいます。座りっぱなしは、血管に良くありません。

病気のリスクを減らすには
ふくらはぎの筋肉は、「伸び縮み」をすることで心臓に血液を戻すポンプの役割があります。
立てない場合でも、つま先を床につけたまま、かかとを上下に動かし、ふくらはぎを動かす運動をすると、座ってるだけの状態より4倍も血流が良くなります。

隣にいる人の迷惑になってしまう可能性もありますが、同じような動きをする貧乏ゆすりも良いです。
仕事中でも1時間に1回程度を目安に、お茶を飲みに席を立つ、トイレに行くなど、できるだけ体を動かすようにしましょう。

引用元:
長時間座わっていると病気のリスクが高まる!寿命が縮むという研究結果も…(imedi)