早期発見すれば治癒率も高い“乳がん”。検診を受けるほかに、しこりができていないかを自身で触ってチェックしている人も多い。
ただし、しこりがなければ安心というわけではなく、自分の胸の変化に気づくことが大切なようだ。
乳がんの診断を受けたというオーストラリア人女性が、フェイスブックに投稿した内容が話題になっている。
「しこりはなかった」
自身で触っても、医師が触ってもしこりを感じなかったというカイリー・アームストロングさん。
しかし、カイリーさんは自分の胸の変化を感じており、それを医師に告げたという。
その胸の変化がこちらだ。
丸で囲われた部分に、かすかなへこみがある。へこみを確認した医師は、マンモグラフィーを手配。それでもはっきりと診断が下せず、超音波検査でやっと乳がんが発覚した。
「ささいな変化を見逃さないで」
自分の胸を知っていてささいな変化に気づいたことと、それを医師に相談したことが今回の乳がん発見につながった。
乳がんの診断はカイリーさんにとっても、家族にとってもショックが大きく、日常を取り戻そうとしながらも、泣いてしまうことがあるという。
そんな状態の中、カイリーさんはこう呼びかけている。「どんなことでも胸の変化に気づいたら病院に行って。あなたの命を救うかもしれないから」
10万を超えるシェア
この投稿は2月29日に公開されてから、1週間もたたないうちに2万を超えるいいね!と、10万を超えるシェアがついている。
さらにコメント欄には、カイリーさんの勇気をたたえる声や感謝の声、そして「家族に伝えないと」という男性からの声など、実に7,500件も投稿されている。
その中には「私は乳房の上部にへこみができていた」、「乳がんの診断を受けた時に、何の変化も気づかなかった」など、乳がん経験者の声もある。
カイリーさんは昨日の朝、「今日は手術の日、がんを体から切り取る時間ね!!」と投稿している。
引用元:
「しこりはなかった」勇気ある豪人女性、乳がんが生んだある兆候を公開して注意喚起(IRORIO)