基礎体温の高温期が短い原因は?
妊娠を望むなら知っておきたいのが基礎体温です。正常な基礎体温は高温期と低温期の二相に分かれており、その期間はそれぞれ2週間程度だと言われています。

高温期は黄体ホルモンの分泌が多くなり、受精卵が着床できるように子宮内膜が厚くなりますが、着床していなければ体温は下がり、生理が来ます。

高温期が10日に満たない場合は短いといえます。では高温期が短い場合はどうなるのでしょうか?今回は高温期が短い原因と病気の可能性や生理との関係について解説します。

原因@排卵がない
通常排卵は低温期から高温期へ移行する頃に起こります。排卵が起こるときに体温がガクンと下がり、高温期へ移行しますが、排卵がなければこの体温が下がる日もありません。

高温期へ移行する日がはっきりわからないために高温期が短く感じられるようになります。または低体温が続き高温期がないままになることもあります。

病気の可能性と生理との関係は?
月経周期に一度卵子が排出されますが、排卵がないことを排卵障害と呼びます。排卵が起こらなければ無月経や生理周期の乱れる生理不順になることが多いです。

ストレスや緊張、無理なダイエット、不規則な生活などが原因でホルモンバランスが崩れることで排卵障害が起こります。

原因A排卵はあるものの黄体ホルモンが正常に機能していない
排卵後は黄体ホルモンが分泌され体温が上がりますが、黄体ホルモンの分泌が少ないので体温が上がらなかったり、高温期が短いということにつながります。

また、ストレスや体調不良などによりホルモンバランスが崩れると一時的に黄体ホルモンが分泌されなくなることもあります。

病気の可能性と生理との関係は?
黄体ホルモンが正常に機能していない黄体機能不全ということが考えられます。

受精卵が着床しなかった場合子宮内膜が剥がれ落ち、生理が来ます。黄体ホルモンが分泌されず子宮内膜に十分な厚みがない場合は経血が減ったり生理が短くなったりします。


高温期が短いと不妊になるの?
高温期が短い原因により異なりますが、排卵がない場合には妊娠することはできません。排卵障害が続けば不妊になるかもしれません。

排卵障害の場合は治療をし、排卵が起これば妊娠は可能になります。

高温期は妊娠準備の大切な期間なので十分に準備ができなければ妊娠しにくくなってしまいます。妊娠するために重要なのが黄体ホルモンです。

黄体ホルモンの働きが悪いと子宮内膜が厚くならず、妊娠が継続しにくくなるかもしれません。

自然妊娠はできる?
高温期が短いからといって自然妊娠は望めないというわけではありません。排卵が起これば受精は可能ですし、子宮内膜が薄くても着床できてそのまま妊娠が継続できたという方もいます。

ですが、着床しても育っていくための環境が整っていないために、妊娠が継続できず流産してしまう可能性があります。高温期が短い=不妊とは限らないので、治療をして子宮内が妊娠できる環境になれば自然妊娠も十分考えられます。

高温期を長くするための改善方法は?
高温期が短いと妊娠しにくい、冷えや疲れなど、体の不調も起こりやすくなります。高温期を長くするための改善方法をご紹介します。

病院での治療法
排卵障害に対する治療では、排卵誘発剤が使われることが多いです。また、黄体機能不全に対する治療では、黄体機能が正常に働くようにホルモン注射や内服薬での治療が行われます。

生理周期を整えるための漢方もあります。漢方の効果は穏やかで副作用が少ないと言われているのでおすすめです。漢方薬局や病院で相談してみてください。

自分でできる改善方法
自分でもできる改善方法もあります。

ストレスを溜めない
ストレスはホルモンバランスを崩す大きな原因です。妊娠できるかどうかと毎日基礎体温とにらめっこして、それがストレスになってしまうこともあります。

不妊治療もプレッシャーになりストレスになっていることもあり、治療をやめたとたんに妊娠できたという方も少なくありません。

好きな音楽や香りでリラックスするのもおすすめです。自分なりのストレス解消方法を見つけてみてくださいね。

適度な運動をする
マラソンなどの激しい運動や、体を冷やしてしまう水泳は向きません。ヨガやストレッチ、ウォーキングなどゆっくり体を動かす運動が効果的です。

適度な運動は体を温めて血流を良くし、気持ちをリフレッシュさせリラックス効果も得られますよ。適度な疲れで夜もしっかり眠れるようになります。


充分な睡眠をとる
質の良い睡眠はホルモンバランスを整えてくれます。夜しっかり寝るためには早起きをし日光を浴びたり、寝る前にスマホやパソコンを見ないことも大切です。

充分な睡眠時間と質の良い睡眠をとりましょう。寝室もリラックスし眠りやすいように工夫してみてくださいね。

バランスのとれた食生活を心がける
高温期に必要な葉酸、イソフラボン、亜鉛、ビタミンCやEを中心にバランスのとれた食事を心がけましょう。一日三食、食事の時間も規則正しくすることも大切です。

寝る3時間前までに食事は終わらせましょう。寝る前にお腹が空いたときにはホットミルクがおすすめです。空腹感を和らげて、体も温まり眠りやすくなります。

基礎体温を安定させると言われているルイボスティーもおすすめです。ミネラルが豊富に含まれていて子宮をフカフカにし、冷えも解消してくれるので妊活中の女性にぴったりです。

体を温める
高温期が短いと冷え性になりやすいです。入浴や半身浴、足湯などで体をしっかり温めましょう。特にお腹や足など下半身を温めると効果的です。

また、生姜や根菜類など体を温める食材を選ぶようにしましょう。

リラックスしながら短い高温期や低体温を改善しましょう
高温期が短いことで病気が隠れているかも、妊娠できないかもと不安になり、生活習慣や食生活を見直したり、あれこれ頑張りたくなりますね。

でも頑張り過ぎてストレスが溜まってしまえば、元も子もありません。特に妊娠を望んでいるとストレスを抱えすぎてしまうこともあります。

ホルモンバランスを整えるためにはリラックスも必要です。上手にストレス解消してみてくださいね♡



引用元:
基礎体温の高温期が短いと妊娠しにくいの?低体温の原因や改善策をご紹介☆(mamari)