長野県飯田市は2016年度、父親の育児参加を促すための情報冊子「イクメン手帳」(仮称)を発行する。子どもの成長段階に応じた父親の育児参加について紹介する冊子を独自に編集し、子どもが生まれる世帯に配布する。男性の子育てへの関心を高め、子育てに積極的な父親「イクメン」を増やす狙いだ。

 市は16年度一般会計当初予算案に手帳作成の事業費として35万円余を計上。約千部を作成し、来年度前半の発行を考えている。

 県内では少子化対策の一環で県が12年に「育男(イクメン)手帳」を作成している。市が発行する手帳も県の手帳と同じ趣旨で、母親の妊娠から出産、子どもの成長段階に応じて父親が何をできるか説明。育児の基礎的な知識に加え、子育てに役立つ地元の施設などの情報も紹介する想定だ。

 市では、子育て支援事業や情報発信などを担う市民「みんなで子育て応援サポーター」を公募している。これまで同サポーターは、出産・育児に役立つ情報をまとめた冊子「みんなで子育てナビ」を編集しており、イクメン手帳の編集にも携わってもらう。同サポーターは女性が大半のため、市内の父親を対象に実施したアンケート結果を踏まえ、手帳づくりに男性の意見を反映させる。

 昨年3月に策定された「市子育て応援プラン」では、男女が平等に子育てが行えるように基本目標「仕事と家庭生活の両立の推進」を掲げる。手帳発行もその一環で、市子育て支援課は「父親が子育てに前向きになれるようにしたい」と期待している。


引用元:
「イクメン手帳」でパパの子育て参加を後押し 飯田市が発行へ(信毎web)