NIPTコンソーシアム、方針を明らかに
妊婦の血液から胎児の染色体異常を高精度で判定する新型出生前診断(NIPT)で、臨床研究を実施する研究者らが参加する団体「NIPTコンソーシアム」は24日、検査対象をダウン症など現在の三つの病気にとどめ、他の病気に広げない方針を明らかにした。


 臨床研究の対象として現在認められているのは、ダウン症▽13トリソミー▽18トリソミー−−の3疾患。同団体の有志は昨年、▽ターナー症候群など性染色体の数の異常が疑われる例▽男児のみ発症する重い病気を調べるための性別検査▽過去の妊娠で染色体の微小な欠損が見つかった例−−にも広げるよう日本産科婦人科学会に要望していた。

 NIPTの臨床研究は2013年4月に開始。1年間で7740人が受診し、陽性判定後、羊水検査で胎児の染色体異常が確定した妊婦113人中110人(97%)が中絶を選んだ。命の選別につながると懸念する小児科医の団体などから「臨床研究結果が出る前に対象を広げるのはおかしい」などと批判が出たため撤回を決めたという。


引用元:
新型出生前診断 検査対象を現在の三つに 他に広げず(毎日新聞)