愛の証しは、暗闇でも光り続けます――。神戸の夜景が一望できる六甲山系のデートスポット・ビーナスブリッジ(神戸市中央区)の展望台に、恋人たちが愛を誓って南京錠を取り付ける「愛の鍵モニュメント」を照らすブラックライトがお目見えした。

 ビーナスブリッジは1971年、諏訪山公園内の標高約150メートルの地点に歩道橋として完成。明治時代にフランス人の天文学者らが金星を観測した広場「金星台」と、山側の展望台(ビーナステラス)とを結んでいる。

 2000年ごろから、愛の女神ビーナスの名前にちなみ、橋の手すりに恋人たちが南京錠を取り付け始めたが、景観を損なうおそれがあると問題に。そのため市が04年12月、誰でも自由に錠を取り付けられるモニュメントを展望台に設置した。


引用元:
兵庫)夜でも愛の鍵は光ります 恋人の聖地に新設備  (朝日新聞)