全労連は24日、働きながら妊娠したことがある女性の4人に1人にあたる23・2%が流産を経験したとの調査結果を公表した。妊娠中の経過について「順調ではなかった」とする人が66・1%に上り、不調の内容として27・5%が「流産の危険がある切迫流産や早産」を挙げた。全労連は「人手不足などで時間外労働免除といった制度を利用しづらい雰囲気があるのではないか」とみている。

 調査は昨年4〜7月、平成23年以降に妊娠した働く女性2909人を対象に実施。

 無回答などを除いた2640人のうち、流産経験者は612人。うち124人が2回流産、40人は3回以上流産していた。職種別では「販売・店員」(29・7%)、「外交・営業」(25・9%)が比較的高かった。

 日本産科婦人科学会のホームページは、「妊娠の15%前後が流産に至るとの統計もある」としている。


引用元:
働く女性4人に1人、流産経験 全労連調査  (産経新聞)