【生理・ダイエット/モデルプレス=2月18日】生理前や生理中になると、食べる量が増えたり、「何か食べたい」と無性にイライラしたりしていませんか?生理期間になると食欲が大きくなるとはホルモンバランスが崩れているから。でも、欲望のままに食べてしまうと、当然体重は増えてしまいますよね。そこで今回は生理と食欲の関係、そして対策法をご紹介します。
生理前や生理中に食欲が大きくなる理由と対策方法(Photo by Alena Ozerova/Fotolia)生理前や生理中に食欲が大きくなる理由と対策方法(Photo by Alena Ozerova/Fotolia)

黄体ホルモンのせいで食欲倍増


女性は、エストロゲンと黄体ホルモンの2種類のホルモンを持っています。

エストロゲンは女性らしさを作るホルモンで、体に丸みのある柔らかなラインを作ったり、肌や自律神経を整えたりする働きがあります。

一方で黄体ホルモンは妊娠を助けるホルモン。基礎体温を上げる働きがあるだけでなく、体内の水分を保持する働きがあります。

生理前になると、黄体ホルモンが増え始めます。すると、黄体ホルモンの影響で食欲がいつも以上に増してしまうのです。また、体に水分を溜めやすくするため、むくみも起こりやすくなってしまいます。

黄体ホルモンの分泌を止めることはできないので、上手くホルモンバランスと付き合っていきましょう。


小分けに食べて食べる量を減らす


食欲が大きい時は、あまり噛まずに食べてしまいがち。そのため、たくさん食べても満足できず、さらに食べてしまうこともあります。

食べ過ぎを防ぐためにも強い空腹の状態を作らないようにしていくことが大切。噛みごたえのあるものを食べて噛む回数を意識的に増やしたり、小分けに食べるようにしたりして、空腹を和らげるようにするのがおすすめです。

また、体のむくみを和らげるために、ネギや白菜、ごぼうといったカリウムが多く含まれているものを意識的に食べるのもおすすめです。


豆乳でお腹を落ち着かせる



生理と上手く付き合っていこう(Photo by bart78)生理と上手く付き合っていこう(Photo by bart78)
豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」は女性ホルモンに似た働きをするため、イライラ防止を助けてくれるのだとか。

また、満腹中枢を刺激するため空腹感を満たすことができ、食べすぎを防ぐことができます。

さらに便秘防止、基礎代謝を高める働きがあるので女性にとってありがたい食品なのです。

しかし、飲みすぎると今度は女性ホルモンの働きを妨げてしまうことも。1日180ml〜200mlを少しずつ飲むのがベストです。

温めた豆乳に、無糖のココアとはちみつを加えれば優しい甘さがたまらないホットココアの完成。一息つきたい時におすすめです。


ナッツでミネラル補給


生理前にしょっぱいものが食べたくなったり、甘いものが食べたくなったりするのは、ミネラルが不足しているため。

特に女性の場合、卵子には亜鉛がたくさんに含まれているため、欠乏すると、生理不順や不妊症になってしまうこともあるのだそう。

そこでおすすめなのが、ナッツ類。カシューナッツやアーモンド、クルミなどのナッツ類はミネラルが豊富。

さらに、ナッツに含まれる脂肪は不飽和脂肪酸のため、体を整えたり美肌を作ったりと様々な効果をもたらしてくれますよ。

口が寂しくなったときや、小腹が空いた時に食べるようにしたいですね。


キレイになりたい(Photo by bart78)キレイになりたい(Photo by bart78)
いかがでしたか?

今回は生理と食欲の関係と対策法をご紹介しました。どうしても女性は生理前になるとホルモンバランスが崩れがちになってしまいます。

しかし、無理に我慢してしまうのはNG。イライラがさらに積み重なり暴飲暴食につながりやすくなってしまいますよ。

ぜひ参考にして、ホルモンバランスと上手く付き合っていきましょう。(modelpress編集部)

引用元:
生理前や生理中に食欲が大きくなる理由と対策方法(モデルプレス)