風邪の流行る季節、子どもの熱を毎日計りながら「どうか上がりませんように……」と祈るワーママ。熱が出るたびに昼夜問わず病院へ行くのも一苦労です。

しかしながら、全ての体調不良のケースにおいて、必ず病院へ行って薬を飲まないと治らないわけではありません。病院へ行かずとも、自然治癒するケースも多いのです。

お母さんが“お手当の方法”を知っていると、症状次第では無理に病院へ行って待たされることもなく、自宅で余裕をもって対処できます。

そこで今回は、子育てアドバイザーの筆者が“子どもが熱を出したときの基本的なお手当て方法”をご紹介します。



■観察のポイントと「お手当て法」4つ

わが子が体調不良になったときは、すぐに病院へ行くのではなく、まずはよく観察してみましょう。
そうすることにより、子どもが得意としない生活習慣や食べものなどが見えて、次からのヒントになります。

観察のポイントとお手当て法は以下の通りです。

(1)発熱時のお手当ては「あの野菜」がイイ!?

熱の上がりはじめは、頭は熱いのに身体が冷えていることがよくあります。これは熱の出始めに起こる現象で、“悪寒(おかん)”をともない、寒さで震えているのがサイン。

しかし、“発熱”は身体に入ってきたウイルスなどの異物と身体が戦っている証拠。ウイルスは熱に弱い性質があり、発熱によってウイルスに対処しているのです。つまり“発熱”自体が体調を悪くしようと働いているわけではないので、この段階で解熱剤によってむやみに下げたりしないようにしましょう。

対応策としては、お布団をかける、腹巻やレッグウォーマーをする、湯船に浸かるなどして、身体を温めてあげてください。身体が温まったら、熱が上がりきったしるしです。このタイミングで頭を冷やしてあげましょう。

この際、添加物を含む市販の冷却シートではなく、熱を下げ毒素も吸い取ってくる“キャベツ湿布”が便利。無農薬や低農薬のキャベツがおすすめですが、もし無い場合は表面でなく中の葉を使うようにしましょう。このようにしてキャべツの葉で頭を包むようにします。

もし冷蔵庫にキャベツが無ければ、葉物野菜を2、3枚重ね頭頂で手ぬぐいなどで固定することによって代用できます。



(2)体調不良時は食べ物よりも「飲み物」が重要!

ぐったりして食欲があまり無いのは心配になりますが、それはある意味当然のことです。病気の時は、身体のエネルギーを治癒のために集中し、食べ物を消化するよりも優先しているためです。

一方、水分が不足するのは危険です。水分をこまめに摂取し、脱水症状を防ぎましょう。万が一、飲み物もあまり摂れない場合は、“洗腸”がオススメです。

生理食塩水をぬるま湯で作り、直接浣腸します。溜まっている便が出てきたら、もう一度。びっくりする量を吸収して、外に戻ってきません。

ちなみに筆者は、市販のイチジク製薬『イチジク浣腸』を空にして、そこに生理食塩水をいれ、オイルを塗ってから行っています。

(3)喉やお腹の痛みには「芋と炭」!?

喉が炎症を起していたり、お腹が痛むときは、それぞれに対するお手当てをしてあげます。

まず、喉の痛みには“里芋湿布”がとてもよく効きます。里芋にはカリウムが多く含まれ、体内に溜まった熱を外へ出す効果があり、飲み込むのにも苦労するような痛みもやわらげてくれるのでオススメ!

作り方は、里芋の皮を剥いてそれをすりおろし、小麦粉(芋と同じくらいの量)、おろし生姜(少々)を混ぜ合わせてこれを布に厚さ1cm程度にのばして包みます。そして患部にこれを貼ります。生姜湯で患部を温めた後に湿布をするとより効果的です。

湿布が乾ききらないうちに外して、生姜湯で温めてから新しい湿布を貼るを繰り返します。  

お腹が痛み、腹痛や嘔吐、下痢などの症状がみられるときは、“チャコール(活性炭)”を飲ませてあげましょう。活性炭には体内の毒を吸着し、穏やかに排出させる作用があります。



(4)「ママ、お腹空いた」が出たらこのメニューで!

「ママ、お腹空いた」の言葉が回復の合図です。食欲が出たということは、身体が元気を取り戻しつつある、確たる証拠!

まずは、消化しやすいチキンスープや、おかゆ、みそ汁などで様子を見ましょう。身体は病み上がりですので、いきなり普通の食事を与えるのは負担となります。



いかがでしたか?

体調を崩し熱が出たら“すぐに病院へ行く”、という習慣を変えるのは、最初は勇気がいる事です。確かに、あまりにぐったりしていたり、水分を摂れなかったり、判断に迷うときや不安なときは、病院へ行くことが大事です。

しかし、発熱の際、まずはどのような“サイン”を出しているのか、子どもの様子を“観察”することから始める習慣をつけることで、自然と“お手当の方法”が身につくはず。

ママのチカラで子どもの体調管理が出来るようになれば、いつしか頼れるママに。ぜひお試しくださいね!




引用元:
もう病院に駆け込まなくてイイ?発熱時の症状別「お手当て法」4つ(It Mama)