県が初めて実施した「結婚・妊娠・出産等に関する意識調査」で、「県民が安心して妊娠・出産ができる環境にある」と答えたのは4割にとどまったことが9日、分かった。「そう思わない」と否定的な回答が過半数を占め、理由は「仕事に差し支える」が最も多かった。
調査は昨年9月、県内在住の20歳以上の男女に郵送で実施。697人が回答した。
「県民が安心して妊娠・出産ができる環境にあると感じるか」との問いに、「そう思う」と答えたのは10・9%、「どちらかといえば、そう思う」は29・3%だった。「そう思わない」「どちらかといえば、そう思わない」は合わせて51・2%に上った。
「そう思わない」理由(二つまで回答)は、「仕事に差し支える」として、出産しても働き続けられる環境の不備を挙げた答えが最も多く53・7%。次いで「子育てにお金がかかりすぎる」51・0%だった。仕事と子育てが両立できる環境の整備が課題といえそうだ。
「結婚を希望している人が結婚できるように、職場や地域、行政などみんなで応援している社会環境にあると感じるか」との質問には、「そう思う」は29・0%で、「そう思わない」(63・0%)の半分以下だった。
県子ども未来課は「安心して子育てができるよう、経済的負担の軽減に努めるとともに、結婚を望む人の支援にも取り組みたい」と話している。(森本修代)
引用元:
「安心して出産」は4割 熊本県民アンケート(くまにち.コム)