箕面市が4月から、近距離無線通信の「Bluetooth(ブルートゥース)」を活用し、市内の全小中学生約1万1千人の位置情報を確認するシステムの実証実験を始める。「見守りサービス実証実験」と名付け、1年間かけてシステムの有効性を確認する。

 システムは広島市の防犯サービス開発会社「otta」が開発した。箕面市と共同で実証実験を行う。

 実験では、市内の全小中学生約1万1千人に直径4・6センチ、重さ25グラムの小型発信機を配布し、外出時などに所持。市内全域の学校や公共施設に検知装置を置くほか、公用車やごみ収集車などに専用の「見守りアプリ」を入れたスマートフォンを配備し、約500カ所を「検知ポイント」として設置する。ポイント近く(最大70メートル)を発信機を持った子どもが通ると、位置情報と時刻がサーバーに届き、各学校で確認できる仕組みという。


引用元:
大阪)小中生1万人に見守り発信機 箕面市が実証実験へ (朝日新聞)