「カフェイン入り清涼飲料水大量摂取で、男性が中毒死した」ニュースが話題になっていましたが、眠気覚しなどで日常的に飲んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。今、若者を中心にカフェインの過剰摂取が問題となっています。

− カフェイン(caffeine)

飲食品では主に、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなどに含まれている。医薬品では鎮痛薬などに用いられる。

主な作用は、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用および強心作用、利尿作用など。眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいがあらわれることもある。

多くの人が、コーヒーや緑茶などからカフェインを日常的に摂取しているが、過剰な摂取は健康に害をおよぼすことが知られている。

妊娠期や過敏体質によりノンカフェインコーヒー、麦茶などカフェインを含有しない飲料の需要もある。カフェインは法的に禁止・制限された薬物ではないが、脳神経系に作用するものである。そのため、限度を超えた摂取や 投薬中・妊娠中のカフェインの摂取に関しては医者の指示を仰いだ方がよい。

カフェインのメリット・デメリットを知っておこう!
カフェインの入った飲み物を仕事や勉強、眠気覚ましなど、頑張りたい時などに飲む人が多いのではないでしょうか。

メリット
・眠気覚まし(カフェインを摂ってから効果を発揮するまで、30分のタイムラグがある)
・集中力アップ
・脂肪の分解を促進するリパーゼと言う酵素を活性化する役割
・筋肉疲労の回復
デメリット
・妊娠中の人が摂取すると、体内にいる赤ちゃんにカフェインが蓄積されてしまう。
・飲み過ぎると鼓動が速くなったり不眠症の原因にもなる。
・成人の場合、1日500mg以上とると人によっては急性中毒症を起こすこともある。
カフェインの中毒症状
カフェイン中毒は大量に摂取することで起こる症状ですが、一般的なコーヒーや紅茶、緑茶、ココアといった飲み物にもカフェインが含まれています。
カフェイン中毒には「急性」と「慢性」の症状があるようなので、気がつかないうちに中毒になっている可能性があるかもしれません。

急性中毒
3時間で850mg以上の摂取で大体の人が中毒症状を引き起こすそうです。
体重50kgの人で、3時間でコーヒー8〜10杯、1時間で3杯くらいの量に相当します。
神経過敏、興奮、睡眠障害、顔面紅潮、嘔吐などの胃腸症状等を引き起こすことがあります。
慢性中毒
一日250mg、コーヒーにすると3〜4杯ほど。カフェインの摂取をやめるとイライラして集中力がなくなる、頭痛や吐き気、不安になる、うつのようになるなどの、禁断症状がでます。
治療するには薬がありません。重症の場合は胃の洗浄を行ったり、全身けいれんがあれば抗けいれん薬の投与や酸素吸入を行ったりします。慢性中毒は自力で治せるようですので、別の飲み物や、コーヒーでもノンカフェインの物に変えてみるなどしましょう。

《出典》

治療薬マニュアル2010
カフェイン中毒で国内初の死亡者 エナジードリンクを大量摂取
『グッドマン・ギルマン 薬理書〜薬物治療の基礎と臨床 〜(上巻)』第11版、廣川書店

引用元:
カフェインを頻繁に摂取している人は要注意!カフェイン中毒の症状!1/1(imedi)