ポリープは喉だけではありません。子宮頚管にもポリープができるんです。 性行為で出血 したら不妊の原因にもつながりそうです。
膣や子宮頚管(しきゅうけいかん)は、卵子のいる卵管膨大部にまでたどり着くために精子が通って入る、いわば入り口です。ここに異常がある場合、精子が上手く通過できず、不妊症の原因となってしまいます。
では膣や子宮頚管の異常にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは不妊の原因になる膣と子宮頚管の異常について解説していきます。
不妊の原因になる膣の異常
膣の異常としてあげられるものの1つは、膣狭窄(ちつきょうさく)や癒着です。膣狭窄は膣の内腔が狭い状態で、先天的なものである場合と炎症や外傷によって狭くなってしまった場合とがあります。
はしかやジフテリアなど高熱を伴う病気にかかると、膣壁が癒着してしまい塞がってしまうことさえあります。
癒着や狭さの程度にもよりますが、膣内が非常に狭いと性行為そのものに支障を来たしてしまうため、不妊となってしまうのです。
刺激やストレスも不妊の原因になる場合も
膣が炎症を起こす膣炎も不妊の原因の1つで、膣炎の原因は主にカンジタやトリコモナスなどの性病にあります。
もともと膣は酸性に保たれていて、これによって他の有害な細菌が増殖するのを防いでいるのですが、上記のような性病や頻繁すぎる膣の洗浄、糖尿病や経口避妊薬などによって酸性度が変化してしまうと、有害な細菌が膣内で増殖し、炎症を起こしてしまうのです。
また、膣は筋肉のある管であるため、この筋肉が痙攣を起こすと性行為が困難になります。これを膣痙と呼びますが、これには何らかの刺激やストレス、性行為に対する恐怖心などの、心理的な要因によって反射的に起こってしまう疾患です。
不妊の原因となる子宮頚管の異常とは?
子宮頚管の異常としてあげられる疾患には、子宮頚管粘液不全があります。子宮頚管も膣と同様に細菌の侵入を防ぐために酸性に保たれているのですが、これでは精子にとっても進入が難しくなります。
そのため子宮頚管にはアルカリ性の粘液が分泌され、この助けを得て精子は頚管内を通り抜けることができるようにしています。
ところがこの頚管粘液の分泌量が少ない、あるいはその質が悪いと、精子が進入できず不妊となってしまうわけです。
性行為で出血 子宮頚管のポリープで不妊?
膣炎と同じように、クラミジアや淋病(りんびょう)といった性病に感染することで子宮頚管に炎症を起こす、子宮頚管炎もあげられます。
大抵の場合、まず膣炎が起こり、それが奥にまで広がって子宮頚管炎となるようですが、これが完治しないと子宮の中や卵管、卵巣にまで炎症が広がってしまう可能性があります。
また子宮頚管にポリープができると、それが精子の進入を妨げることがあります。ポリープができても無症状のままであることが多いのですが、内診や性行為の際にポリープから出血することがあり、これによってポリープを発見したというパターンも珍しくないようです。
引用元:
性行為で出血 子宮頚管のポリープで不妊?(オーヴォ)