地方創生の実現へ向け、松山市は100年後の人口の見通しを示す「松山創生人口100年ビジョン」と、ビジョンを踏まえて今後5年間の目標や施策をまとめた「先駆け戦略」を策定した。

 同市の人口は平成12年に50万人を上回り、22(2010)年には51万7千人となったが、これをピークに減少傾向に。国立社会保障・人口問題研究所による推計値では、何もしなければ2110年には16万4千人にまで減少するとの厳しい見通しが示されている。

 これについて、ビジョンでは対策を進めることで、同年でも37万7千人を維持できると予想。合計特殊出生率を2030年に1・75程度、2040年以降は均衡状態となる2・07程度とすることや、社会移動数を均衡以上とし、市内総生産も1・6兆円程度を維持することを目指すべき将来の方向とした。

 先駆け戦略の具体策については、まずオール松山体制で人口対策に取り組む根拠となる「(仮称)市人口減少対策推進条例」を制定する▽少子化対策として、合計特殊出生率を平成25年の1・36から31年には1・54に高めるために、現行の子育て支援などをさらに推進する▽移住定住対策として、IターンやUターン促進のため都市イメージ向上や移住支援の充実などに力を注ぎ、働きやすい街とするため各産業の担い手育成や起業支援なども積極的に行う−などとしている。


引用元:
出生率高め人口37万7千人を維持 松山市が100年ビジョン (産経新聞)