子育て中の女性職員が働きやすい環境を作るため、神戸市東灘区のコープこうべは25日、スーパー店長ら幹部職員15人が赤ちゃんと母親から育児の喜びや大変さを学ぶ体験型研修を実施した。同市中央区のNPO法人「ママの働き方応援隊(ママハタ)」から「赤ちゃん先生」6人とその母親が講師を務めた。企業での“授業”は全国で初めてという。
赤ちゃんには善良な心を引き出す力があるとして、ママハタは2012年から全国の小中高校や大学、高齢者施設などへ0〜3歳の赤ちゃんと母親を派遣。触れ合いにより命の尊さを伝え、自己肯定感を高めたり親になる心の準備を助けたりしてきた。母親と社会との接点にもなり、会員数は全国35カ所の拠点で1200人を上回る。
コープこうべは全職員の7割近くが女性で、現在29人が育児のために休業している。この日の研修は育休中の30代職員の提案を受けて実現した。
「赤ちゃん先生」の母親が一日の行動表を示すと、授乳や上の子の世話で休む暇もない様子を知った幹部から「まねできない」「家内に悪かった」という声が上がった。山名紀子さん(32)=東灘区=の次女彩生(あい)ちゃん(4カ月)を抱いた、4店舗統括責任者の山本昌平さん(52)は「娘を思い出した。育休明けや孫の世話をしながら働く職員の気持ちを理解したい」と話した
引用元:
「赤ちゃん先生」が指南 コープこうべ幹部職員15人、育児の苦楽を体験 /兵庫(毎日新聞)