女性にとって生理の間は様々な症状に悩まされるものです。イライラしたり、甘いものが無性に食べたくなったり、怠くて何もやる気が起こらなくなったり‥‥。そんな症状を緩和するには、アロマテラピーが有効なのを知っていましたか?

「アロマテラピーは日本では趣味の一部として捉えられていますが、フランスなどでは正式な医療行為として認知されています」

 こう話すのはアロマテラピーに詳しい女性誌ライター。どうやったらアロマで生理時の諸症状を和らげることができるのでしょうか。

「一番簡単なのは“芳香浴”。80度くらいのお湯を入れたカップにエッセンシャルオイルを1〜2滴垂らし、芳香を鼻から吸うだけです。ディフューザーなどの特別な器具は入りません」(前出・女性誌ライター)

 ただし、オイルは雑貨屋などで購入するものではなく、少々値段は張るがアロマ専門店で売られている100%天然成分のものを使用することを薦めるという。安価なものは化学合成されたものが多く、効き目がないどころか気分を悪くすることもあるとか。

「入浴時の湯船に4〜5滴入れる方法もあります。本来ならオイルと乳化剤を混ぜるのが理想ですが、湯気に含まれる香りを吸い込むだけでも十分です」(前出・女性誌ライター)

 では、どんな香りが効くのでしょうか? 教えてくれたのは以下の3つ。どれもアロマ初心者にオススメの代表的なものだ。

オススメ1.ラベンダー

鎮痛効果があるので、腹部の痛みや頭痛を緩和してくれます。また、鎮静効果や筋肉の緊張や痛みを軽減する働きもあります。

オススメ2.イランイラン

精神的な緊張を解き放してくれます。また、皮脂の分泌バランスを整える作用もあります。香りが濃厚なので、0.5〜1%以下の低濃度に希釈して使います。

オススメ3.ローズマリー

頭をすっきりさせてくれる覚醒作用があります。生理中の怠さの緩和や、集中力を高めたいときに使うと効果的です。

「基本的にテイスティングしてみて“心地良い”“惹かれる”と思えばそれでOK。ショップなどで確認するとほかにも好きな香りが見つかりますよ」(前出・女性誌ライター)

 あなたに合った香りを見つけ、慣れてきたら、次はブレンドにも挑戦してみてはどうでしょうか。きっと、素敵な気分になれますよ。


引用元:
実は仏国では医療行為?アロマで生理時のイライラ緩和!(アサジョ)