子どもが成長するにつれ起こる様々なクリアしたい課題がありますが、他の子どもと比べて成長が遅いと親として焦ってしまいますよね。
でも、人は何かをするにあたって“動機”がないと動こうとしません。それは大人だけでなく子どもも同様です。
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“子どもが成長するにつれてクリアしていきたいこととモチベーションの持たせ方”をお話します。
■1:言葉の習得スピードが遅い
まだ1歳そこそこなのに「ママ、抱っこして」と主語述語をきちんと使って2語文まで話すママ友の子どもを見て、わが子は「ワンワン」「ニャーニャー」しか喋れないと嘆き、「ひょっとして何か障害があるのかしら……」と不安感に駆られてしまう方がいます。
では、そもそも言葉とは、なんのために存在するのでしょうか?
人と“コミュニケーション”をとるためですよね。言語訓練的なことをして、たとえ単語の数が増えたとしても本人が周りと関わりたいと思っていなければ、なかなかお喋りするようにはなりません。
例えば、公園や子育てサロンなどに足を運び、他の子ども達と関わらせたり、「貸して」「ちょうだい」と声に出して言ってみたら玩具が手に入ったといった経験を通して“言葉を使おう”と思ったりするのです。
■2:文字に興味を示さない
文字も同じです。絵本の読み聞かせをして文字の読み方に興味を持ってくると、今度は“あ”とか“い”とか書いてみたくなります。でも作文的なものに発展するためには“誰かに伝えたい”と思う気持ちが必要になってきます。
そのためには、子どもなりの交友関係が広がっていることが大切です。“お友達とお手紙交換してみたい”という動機が芽生え、文章を書くきっかけになります。
ですから、作文教室に通わせてもやる気となるきっかけがなければお決まりの文章をだだ書くだけになってしまいます。
■3:オムツが取れない
オムツにしても、全体発達の中で自然に取れていくものです。
おしっこが出る時刻のタイミングを見計らってトイレに連れて行くことはもちろん必要です。でも、周りの友達の素敵なパンツを見て「私も紙オムツではなく、パンツを履いてみたい」といった動機があると更に早く取れたりします。
保育園で0歳のオムツ変えの場所と2歳児の便器が一緒の場所だったりすると、常に小さい子どもはお兄さんお姉さんが便器を使っているのを目にしています。そうするとオムツをつけながらも便器で用をたす体験をしたくなるようです。
■4:離乳食を食べない
子どもと一緒だと落ち着いて食事できないからと、大人と子どもの食事時間を別にしている家庭も多いです。けれども、これですと“ご飯を美味しそうに食べている”手本を見るチャンスがないわけです。
兄弟姉妹がいると、上の子がモリモリ食べているのを見てまだ0歳なのにツラれて食べようとします。それは“なんだか美味しそうだな、食べてみたいな”と思うからなのです。
いかがでしたか。
大人だってダイエットするのも“あの人のように綺麗になりたい”という思いがあって好きなケーキを我慢することが出来ますよね。何事も動機がなければなかなか行動できないものです。子どもにもモチベーションを持たせることが必要ですよ。
引用元:
成長が遅い子どもには、教育より「モチベーションUP」が最優先なワケ(It Mama)