ご飯を食べずにサプリメントで栄養補給をしたり、たくさんの量を飲んだりとサプリメントに頼り過ぎている人もいます。 栄養素は毒ではありませんが、サプリメントで過剰に摂取すると副作用が出ることもあります。

今や、サプリメントは種類もたくさんあり、気軽にコンビニでも買えます。
しかし、ご飯を食べずにサプリメントで栄養補給をしたり、たくさんの量を飲んだりとサプリメントに頼り過ぎている人もいます。
栄養素は毒ではありませんが、摂りすぎは注意です。

病気の予防のため、肌荒れや体の不調に合わせて選ぶ人が多いサプリメント、摂りすぎることにより、どのような副作用のリスクがあるのでしょうか。

ビタミンA(脂溶性)…体内でビタミンAとなるベータカロチンは、がん予防効果があると言われていますが、過剰に摂取することにより、肺がんの発病リスクを高めることがわかっています。

ビタミンE(脂溶性)…脂溶性ビタミンは過剰に摂ってしまうと、成分が体内に残ってしまいます。米国心臓学会ではビタミンEの過剰摂取が心臓による死亡率を高めていると報告しています。

ポリフェノール…ポリフェノールの一種であるイソフラボンは、過剰に摂取すると体内のホルモンのバランスを壊すというデータも多数発表されています。

カルシウム…過剰摂取が長期間続くと、結石、便秘、肝機能障害などが起こることがあるそうです。ミネラルは多すぎても少なすぎても良くないようです。

もちろん、こうした過剰摂取のリスクは、サプリメントだけにいえることではなく、食品でもそうです。
例えば、豆腐は98lと高い吸収率が特徴で、カラダにいいとされていますが、これもあまりに食べ過ぎると、腎臓に結石ができることがあります。

最近では、あまりにも豆腐が好きすぎて毎日豆腐ばかり食べ、水をあまり飲まなかった中国の男性(55)の腎臓に、420個にもおよぶ結石ができてしまっていたことがニュースとなっていました。

サプリメントは国内において、「栄養補助食品」という食品に分類されるので、一般の医薬品とは違い、健康に何らかの良い効果が期待できる食品ではありますが、これも決められた摂取量を守り、健康に役立つよう上手に利用したいものですね。水もちゃんと飲みましょう。

引用元:
サプリメントは過剰に飲むと副作用が出ることも…(imedi)